Neco の 陽なたぼっこ

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2009年 11月 25日

「宇根利枝さん」の名水献水のきっかけとは?

感動は3日以内に書かねばいけない!
昨日、聞いた話しだ。あ〜〜、私はとてもとても勿体ない事を沢山して
いる事に改めて気がついた。感動も沢山あると、書ききれないらしい。。
そんなこんなと、ごたくを並べても仕方がないので、思い出しながら、少しずつ..。
〜〜〜

先日2007年の平和省シンポジウムの際に宇根利枝さんのお話しを2年かかって
この9月にやっと完成した。
未だにDVDの注文のファックスが届いている。
 
*宇根さんのDVDを注文の方は、氏名と名前を書いてFAX:082-922-0018に...。
 一枚500円(送料別)です。

そのDVDを画家の民恵美子さんが見られ、「無償に広島に行きたくなったの!」
その一言で、11月の中旬、宇根さんと民さんと始めてお会いされた。

民さんは、今年の8.6にと、108枚の抱っこの絵を広島の皆様へと贈って
くださった方だった。
宇根さんの思いと、民さんの思いが同じ気持ちからきているという。
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宇根さんは待ち合わせの時間に遅れた私達を笑顔で待ってくださっていた。
そして、延々と2時間あまりお話しの中で、
来年の2月5日からの民さんの絵画展と同時期イベントに宇根さんと民さんの対談が
実現しそうである。

いきなり宇根さんの口から出てきたのは、水に関わったきっかけに
なった出来事だった。
「まず、私の全国の名水のスタートになった出来事を聞いて欲しいの...」

凄い行動力にびっくり。

以下、宇根さんの話しから..。(殆ど、うる覚え状態の中から)

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私はね、被爆した時、皆様にお水を差し上げられなかったから、昭和30年頃から
どうせ上げるなら、美味しい水をと、ず〜と広島の名水と言われる水を探し求めて
その水を献水してきました。
60歳で退職した後の事(30年程前)、朝日新聞に世界の名水100選の記事がでて
いた事で、始めて、日本中にこんなに名水があるんだと知って、慌てて東京の朝日新聞
の本社まで出かけて行ったんだけど、こんなおばあさんが訪ねて行ったって、全く相手
にしてもらえなかったんです。

帰りの道で、ふと素晴らしいアイディアが浮かんできたことは、
この名水のある所全部に行くには、年金だけでは、到底100歳以上生きて
いないと出来ないけど、郵便で送ってもらえたら、大丈夫だわ。そう思いました。

早速、その名水のある町村にお手紙を送って水を送ってもらおうと思ったら、
今のようにペットボトルがある時代ではなかったので、どうやって送ってもらおう。
水が溢れない容器がないかと探していたら、ふと汽車の中で売られているお茶の容器に
入れればいいと気がつきました。
すぐJRの事務所に行ってお偉いさんらしい方の前に行って思いを延々しゃべったら、
「何本いりますか?」と言われ、やった〜と思い、もうもらえなかったらいけないからと
「200本ください!」とお願いしたの。
「200本もですか?」とびっくりされたけど、1本40円で分けてくださったのね。

ところが、これまた溢れそうなので、どうしたもんかと考えて、牛乳パックに入れて
お茶の容器に入れればいいと思いました。
またその足で牧場をしている所の社長さんに直談判したら、黙って聞いておられて、
少し考えさせてくださいと言われ、2ヶ月後に電話があって、返事が長くなったものだな〜と
思いながら、そこに行くと、お茶のパックに丁度入るように別注してくださって作って
くださっていたの。
もう、びっくりしました。おまけに費用もいらないって..。

ただ、ひとつ条件があると言われ、何を言われるのかとビクビクしていたら、
「この牧場が提供したって事は絶対誰にも言わないでください」その一言だったんです。

やっと今、時効になったので言えるのですが...。
もう嬉しくって嬉しくって..。
ひとつひとつ私の思いを書いて、ビニール袋とテープを入れてひとつでも帰ってきますように、
と祈る思いで送ったんです。
ところが、びっくりしました〜!宛名不明で2個帰ってきただけで、全部の所からお水が
送られてきて、おまけに、広島まで行けないから私の代わりに祈ってくださいと2000円
送られてきた方もありました。
嬉しかったですね〜。

それを持ってひとつひとつ大事に広島中を献水して歩きました。

このお礼をどうしたらいいものやらと考えていたら、ある時、テレビで名水を集めた
イベントが福島であると知って、慌てて銀行に行って10万円下ろし、駅でこのお金で
福島までいけますか?と聞くと、「高い宿に泊まらなければ大丈夫です」と言われたので、
乗り継ぎを紙に書いてもらって行きました。

朝出て、福島にやっと着いたのは夜でした。やっと着いたのに、もうその日のイベントは
終わっていて、探してもらったけど宿屋も何処もなくって、さてさてどうしましょ。と思い、

「じゃあ、近くにある神社かお寺を紹介してください。境内の屋根がある所に寝ます。
後数時間したら夜が明けるのでそこで寝ます」と言ったら、
「そんな訳にはいきません。そういえば、先程バスの人たちが寝る所を探していたけど、
見つかったみたいだから聞いてみましょう」と言って探してもらったら、そこに一人ぐらい
なら泊まれると言われ、大喜びでタクシーでその場所に行って、仲間に入れてもらい、
雑魚寝させてもらったんです。

朝起きてみると、その場所は牧場の納屋のような場所で、びっくりしました。
やっと念願の皆様にお礼ができるとウキウキでその会場に行きますと、全国で50カ所ぐらい
の名水が展示されていてその担当者の方々が来られていたんです。

ず〜と待って、最後の閉会式の時、いつ何処で手を上げよう〜ずっと考えていて..。
本当にドキドキしました。
ここで終わってしまったらせっかくここまで来たのに、お礼が言えなかった
らどうしよう?と、3番目まで待って、そこで、「すみません。一言しゃべらせて
ください!」と手を上げて、言いました。
「やっと広島から来ました。皆さんにお礼をいいたくて..。
おひとりひおとりお礼が言えないから、ここに来ると一度に皆さんにお礼が言えるわと
思い参りました。」と
お話しさせて頂いたら、皆さんから沢山の拍手を頂いてね〜。

それからです。私が広島の名水だけでなく、全国の名水を頂いたり、訪ねさせて頂けるように
なったのは...。
私の原点です。まず、その事を今日お話ししたくて...。

〜〜〜〜〜〜

その数日後、やはり、東京のある女性が、TVで宇根さんを見て「こんなに美しい人が..」と
びっくりされたという。
ネットでDVDの事を知り見て頂き、そのまま広島の宇根さんを訪ねて来られた。
宇根さんの元には、こんな方々がいつも来られているという。
凄い方だと改めて感じさせて頂いた。少しでも関わらせて頂いた事に感謝!
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by necocafe | 2009-11-25 17:03


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