Neco の 陽なたぼっこ

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2008年 03月 06日

場のエネルギー &軸線


先日、友人が屋久島に行ってきました。
「いや〜良かったわよ〜!あの沢を歩いているだけで、身体中が
元気になるのよ。  場のエネルギーが凄いのよ」
確かに場のエネルギー、磁場等、最近よく聞く言葉です。

私達も様々な国に出掛ています。ヨーロッパで建築を辿っていくと、
それは殆どが宗教と繋がってきます。
古代から教会は聖なる場所とされてきました。でも見方を変えてみ
ると聖なる場所だったから、だからこそそこに教会が建てられたので
しょうね。

日本の神社仏閣もそういう、いい磁場の場所に建てられただろうと
いわれています。
石や岩倉の上に建てられた神社、巨木を神木として崇めたもの、
きっとその場そのものが聖域だったのでしょう。
そんな場所にはきっと素晴らしい水が溢れ、自然が豊かで、そこに
いるだけで、癒されるそんな場所なのではないでしょうか。

広島の二葉山には、沢山の神社仏閣があります。
極めつけは、広島駅北口から見る山の上の仏舎利塔です。
この仏舎利塔は大きな岩倉の上に建っています。ここから見る広島
の街はとても素晴らしい眺めです。
建築的、都市計画的に考えてみると、得てして神社仏閣の建てられて
いる場所は極力避けて開発はされてきたのではないでしょうか。
人情的にもそうだと思います。二葉山も、長い間そうして守って来ら
れた場所なのかもしれませんね。
ただ、今その山を抜けてのトンネル計画が持ち上がっていますが。

例外的に、丁度その場所(大抵が境内だったりする)に道路計画
がかかった場合には、それなりの儀式を持って移動されるようです。
生前、広島の呉にあった大本営の場所には神社があったそうです。
大本営がその場所に移される事で、その神社は移転されたと書かれ
てありました。
大本営跡の敷地の横の山の中の小さな祠がその名残だったのでしょうか。

ある都市計画の方からこんな話しを聞きました。もともと広島城は、
位置決めに当たり、牛田山(見立山)、二葉山、旭山の3箇所で見立て
たと言われています。(知新集)
 デオデオ本店横の通りを大手筋とも大手町通りとも呼んでいますが、
この道は天守閣から見通せる賑わいどおりとして作られています。
北側に向くと安佐南区八木の阿武山、南に向くと安芸小富士の似島が
見えます。
中央通り、平和公園の平和記念資料館−慰霊碑−原爆ドームの軸線も
同様です。

 この南北の軸線に対して、見立て山である二葉山の仏舎利塔と
旭山神社のある旭山を結ぶと交点に広島城があることを一昨年発見
されたそうです。
(望遠レンズを付けたカメラで旭山神社から仏舎利塔を撮影すると、
ビルの谷間に仏舎利塔とまったく同一方向にある広島城の天守閣が
確認できるそうです。もちろん地図上でもそれは確認できます)

ところが、第二次世界大戦の時、その軸上に大きな大砲を空に向け
てモニュメントができたそうです。
丁度そのモミュメントのシルエットは、空から見ると○の上にXを
書いた状態に見えたといいます。
まさに、街のど真ん中のここを目標としてくださいといわんばかり
の印です。
実は8.6のB29から投下された原爆はその印を目がけて投げられた
のではないかと言う事でした。
そのモニュメントは、原爆ドームにほど近いそごうの隣に位置して
います。
実際のグランドゼロの位置から15mぐらい先でしょうか。

大切な場所は遥か昔の時代から様々ないわれや、出来事から自然に
あるべき姿で受け継がれてきているのでしょう。
最近は、四国のお遍路も、ヨーロッパにある巡礼コースにはお年寄
りだけでなく、沢山の若者たちで賑わっているようです。

2000年、私達も当時は全くその辺りの知識も何もない状態で、
たまたまフランスの巡礼コースを旅した事がありました。
その当時はこの辺りの情報は殆ど本屋にもなく、ニースにいる友人
からの情報とミッシュランの地図を頼りに走ったものです。

あれからたった10年あまりで、今では本屋にもインターネット上でも
巡礼の到着地サンチャゴデコンポステーラまでの情報は難なく手に入る
時代になってきました。
Google mapでは、実際のルートを3Dで体験まで出来てしまいます。
日本から一足飛びに目指した国、場所にいく様は、まるで自分が宇宙
から地球を見て、その目的地に飛んでいくような不思議な感覚です。

でも、一番の究極は、自分の住むその場所が聖地のようなエネルギー
で満たされる事だと思っています。
ひとりひとりがいるその場が癒しであり、聖地になるとみんな元気
で楽しく平和になるのでしょうね。
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by necocafe | 2008-03-06 17:31 | ふ〜ん?そっか?


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