Neco の 陽なたぼっこ

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2008年 08月 07日

今年の8.5と8.6 in Hiroshima

やっと、広島の大切な数日が終わった。

さすがに、今日は疲れている気がする。

5日の夜の地球ハーモニーの報告から。

いつも、堂々としている娘だが、今回はどうも落ち着かない様子。
その前の演奏者の殆どがプロとして活躍している人の中で、
「何故、私が、最後のトリなの?」って事が腑に落ちないらしい。

私も何故か娘の様子が気になってしまい、スタージに立つ前に娘に
思わずハグ。
すると、伴奏者の方が、「私もハグしてください〜」と..。
結局、3人で、ハグ。
まあ、これは、試合前の気合い入れのようなものだったようだ。

始めて、笑顔になったふたりは、ステージに立った。

グノー、シューベルト、そしてカッチーニのアベマリア3曲を歌った。
真っすぐな透明な声が響き渡る。
妙にマイクから離れている。 1.5mぐらい後ろで歌ったのだが、
対岸ではそれでも音が割れるぐらいだったそうだ。

終わった後、ひとりの外国人の方が来られ、
「とても良かったです。感動しました」とわざわざ来てくださった。
それだけで、オッケーよね。

歌の前に、裸足になって、気持ちを落ち着けていると、目の前に
幹行さんが(我家でお手伝いをしてくださっている人)
「詩歩ちゃ〜ん」と..。手を降っていきなり現れたらしい。

なんともま〜。お蔭で、しっかりリラックスして歌えたらしいのだ。

「癒されたわ〜。それにしても、川に向かって歌うって気持ちいい〜」と
歌の途中風が吹いて何とも言えない気持ちよさがあったとか..。

我が娘、どうもいつの間にかしっかり大きく成長したようである。

広島に生まれ、物心ついた時から、被爆した祖母に育てられ、
どうも普通ではなさそうな両親の元で育った。
中学から大学までキリスト教の学校に通っているといる事も影響している
のかもしれないと思う。

そして、6日は、東京、大阪から灯籠流しの灯籠を寄せる役として、
4名の若者が広島入りをしてくれた。
この1年で、しっかりカヌーを練習してきたという。

昨年より預かっているカヌーを運び、彼らが川に入っている間に私は
昨年に引き続きたまたま、オランダやアメリカから来日しておられた
画家やカメラマンの一行と共に、貞子の像にて祈りとハグの会をした。


今年の8.6は今まで以上に灯籠流しの人達で賑わっていた。

テントの中を覗くと、今年も星の村から分灯してもらい灯籠流しの点火に
使われた、『原爆の残り火』がちゃんと立て札をされて、堂々と置かれていた。
なんだか、感無量である。
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確かに、新しい風が吹いているのを感じた、ひろしま だった。
カヌーを引き上げ、Kトラックに乗せて帰り、ホテルまで送って帰ったのは、
深夜1時過ぎ。
なが〜い数日だった。

昨年ハグの会に参加された友人の文章がeマガジンに乗ったらしくMLに入って
きました。良かったらご覧ください。

〜〜心に響く名文に、久々に返信させていただきます。

美空ひばりさんの「1本の鉛筆」という歌を
私は聞いた記憶がありません。とても残念ですね。
どこかで手に入れて聞いてみたいものです。

私が広島に来たのは26歳のときでしたから、
住み着いてもう22年になります。(*_*)

昔の亭主がなぜか平和とか原爆とかに拒否反応を示す人
だったので、そんなものかと思って
15年以上ほとんど興味を持たずに過ごしてきました。

広島在住21年目の昨年、ハグの会ではじめて原爆の日の
平和公園に立ち入り、夕方2時間程祈りの時間とフリーハグ
体験をしてみて、とても感動しました。

あの日のあの場所には、本当に平和や友愛という心が
満ち溢れていて、誰もがオープンに温かく思いやる気持ちを
もって周囲と一体になっていることが感じられました。

知人・年齢・国籍・・・ そんなものは一切関係なく
今 自分の目の前にいる人たちと、互いが元気で平和な
この場所にいることを喜び合い、感謝している・・・

そして、どうか世界中がこんな場になりますようにと
祈りをこめてごく自然にほほ笑み合い、互いを優しく
抱きしめ合っている・・・

その自然な姿とたくさんの暖かな思いが、8月6日の
平和公園を美しく優しい空気で包み込んで、なんとも
いえない「場」 言ってみれば磁場のようなものを
作り上げているのだなと感じ、とても癒されたのです。

3日後の8月9日、ハグの日に午後から本通りを
フリーハグキャンペーンで歩き、夕方原爆ドームで
キャンペーンを終わる時、いつの間にか30人ほどに
膨れ上がっていた仲間が輪になって祈りを捧げました。

「平和へのこの思いが、
どうか地球の裏側にまで届きますように・・・・」

そう言ってくれた仲間の一人のことばを聞いた時、
自分の中に大きな後悔と喜びが同時に湧き上がりました。

私は、せっかくこの広島という稀有な土地に住みながら、
なぜ平和ということに興味を持とうとせず、被害者意識
に凝り固まった偏見だと思っていたのだろう・・・

でも、20年経ってようやくこの感動的な場面に同席できて
いるってことは、ひょっとしたら今 初めて広島の住人だと
この地に認めてもらったのかもしれないな・・・

そんな相反する2つの感情が自分に押し寄せて
ひどく感動した、印象的な一瞬でした。

明日 8月6日。
あれから1年が過ぎたのですね。
今年は予定がいろいろ入っていて平和公園に出向くのは
ちょっと無理そうですが、せめてあの日のように
心から平和で元気でいられることに感謝し、
周囲と優しく過ごす日にしようと思います。

世界から争いが少しでも減って
誰もが互いを思ってほほ笑みあえる日が来ますように。。。

思い出させてくれてありがとうございました。
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by necocafe | 2008-08-07 23:21 | イベント


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