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カテゴリ:環境地球人( 14 )


2014年 12月 08日

Neco Washの閉店のお知らせ

今日は12月8日お釈迦様が悟りを開かれた日だそうです。そんな有り難い日に勇気を出して、皆様にお知らせをさせて頂く事にしました。
今年の最後の日をもちまして、ネコウオッシュを閉店させて頂く事になりました。いつかはこんな日が来るとは思っていたのですが..。やっと心の整理がつきました。

1999年の8.6のガイヤシンフォニーの上映会で水に出会い、突き動かされるように、気がついたら全ての条件が揃い、4ヶ月後には世界で始めての洗剤を使わないコインランドリーをオープンしていました。
今、考えても本当に不思議な気がします。

『洗剤がいらなかったら、川も海も汚れないよね〜。洗剤を使わないで布団を洗濯してみたい』そんな単純な思いからのスタートでした。

その頃は、殆どの人達が洗剤の怖さも環境への懸念もあまり無く、「どうしていけないの?」と幾度と無く質問されたものです。

もし、本当にこのコインランドリーが世に必要とされるなら、口コミで広がって行くはず..。その思いを信じ、一切コインランドリーという表示もせず、広告も出さずに今まできました。
オープン当日のお客様は2名だけ..。友人と間違って入った方でした。

そんな状態から、3年が経った頃からでしょうか、地元の皆様にも段々と広がっていき、今ではすっかりこの町の風景の一部になっていました。

外の水汲み場には、遠くからも沢山の方々が重いビンを持って汲みにきてくださいます。毎日来て下さる方々も沢山おられます。布団を洗ったら気持いいの〜!と喜んでくださっていた方々。私の知らない所で、静かに輪が広がっていきました。

病弱だった私も今ではすっかり元気になりました。同じように、いろいろな方がアトピーが良くなりました〜!喘息が出なくなりました〜!と沢山のお礼の言葉を頂きました。

広島で始めての試みでした屋上緑化のセダムも今でも辛うじてまだ緑を保ってくれています。

その間、日本中に沢山の出来事があり、今は15年前とは全く環境に対する意識も変わってきました。
応援してくださる方々も沢山増えました。

沢山の出来事を通じて、沢山の出会い、ご縁を頂き、今があります。そのきっかけになってくれたこのネコウオッシュの存在はとても大きいものでした。

始まりがあれば、終わりがあるように、この度、Neco Washも2014年12月31日を最後に閉店する事となりました。

どんなに沢山の感謝の言葉を言ってもいい足りない気がします。
本当に長い間、ご愛顧頂きまして、誠にありがとうございました。

今後も、別な形で地域への貢献をしていきたいと思っております。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。


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by necocafe | 2014-12-08 18:05 | 環境地球人
2009年 10月 21日

一体?太田川上流の水は..?

先日、懐かしい人との出会いから、水の話しになり、
たまたま実家に帰る便があったので、太田川の上流を一緒に
行こうという事になった。

8.6以来である。
(この写真は8月6日の時のもの..)
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あのきれいな水の湧き出るあの場所に向かった
筈だったのだが、目の前にあったその川はその8.6の時のあの川
とはまるで違った様をしていたのだ。
(そして、こちらは10月20日の時の様子)
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水量が増え、川の流れは淀み、水面には白い泡が流れていた。
その水の塞き止めてあるダムの前の水面には一面の白い泡。
川辺にはヘドロが体積し側の木々は生気を失っていた。
これが数ヶ月前に見た同じ場所なのだろうか?
目を疑った。

その泡の元を探りたくてその上流に走った。
その泡はブ〜という小音の鳴る水力発電所から出ていた。
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現在水力発電の稼働率は4%と言われているが、もし、フル回転して
いたとしたら..?
その泡は全く害の無いものだと言われてはいるものの、
目の前に広がる様相を見ると、その話しが真意性のあるもの
なのかどうか疑ってしまう。


というか本能的に『違う』と何かが言っている気がした。
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by necocafe | 2009-10-21 21:25 | 環境地球人
2009年 10月 09日

レクチャー番外編(人間の身体は宇宙?&海も工場だ〜!)

この所、本当にバタバタとした毎日を送っている。
先日、『自分の身体は自分で直す!』という当たり前のようで、実は
殆どの人ができていない不思議なセミナーを開催した。

練堂塾の藤本練堂さんをお迎えしてのワークショップだった。
練堂塾
「人間は小宇宙だ!」そんな言葉はよく耳にしていたものの、全く実感として感じ
ていなかった私が、自分の身体からその言葉の意味の深さを少しだけ感じる事が
できた気がする(え〜?本当かな?)

その時の事は本当に沢山の出来事と、発見と、興奮と笑いと、痛みと、あれ〜?の
連続で書ききれない程であった。

今後、ゆっくりとしたセミナーをNeco-ZA(我が家のスペース)にて続けて
開催したいと思っている。

友人から以下のようなメールがきたので、是非シェアさせてください。

〜〜〜〜
広島の数少ない特産品の牡蠣、今年はどうでしょうか、昨年は大幅な生産減でした。
広島湾での生産は、湾内の海底のヘドロやら、海水の汚れやらで、美味しくて安全
な牡蠣は無理なのでしょうか。

陸の工場なら、我々はチリひとつない、整理整頓された環境で世界に誇れる製品を
生み出しています。
さて、海も、海の工場という考え方をしてみてはどうでしょうか!
先ず、工場を掃除をして、次に、整理整頓をし、そして、質の高い商品を研究し、
安心して、工場で生産する手順ですね。

陸の工場なら経営者が居ますから、彼の能力と責任で、全てが、取り仕切られます。
成功すれば、高額の報酬を手にする事が出来ます。

さて、海の工場の経営者は誰になるのでしょう。

方法はあります。
今回の民主党の政権交代プログラムが参考になりますね。
市議会や県議会で多数を占めた方々が行動を起こせばいいわけで、県予算は約一兆円
ですから、一千億円の予算を獲得する位は、国の補正予算から二兆円は直ぐ出てきた
のですから、簡単ですね。

そして、経営者は成功体験者に広く募集をかけ、成功報酬は無人島を1つ出しては
どうでしょうか!
今ここで行動を起こさないと事態はますます悪くなる一方ですね。
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by necocafe | 2009-10-09 11:32 | 環境地球人
2009年 10月 03日

海洋レクチャー(その1)

今日、ユニタール広島にて「広島イニシアティブ」と称して
「海洋の包括的安全保障を目指したガバナンス」
というテーマでの講演会があった。
講師は、
・グナール・クレヘンバーグ氏、前ユネスコ事務次長国際海洋研究所(IOI)事務局長
・タン・チュン・ニー、GEICプロジェクト・コーディネーター(国連大学)
・大塚 万紗子、国際海洋研究所 (IOI)日本支部事務局長、IOIアジア・オセアニア地区代表

その中のメモから紹介します。
平和を「人々が人間として様々な要求を満たす事ができる環境」、「人間の自由度と満足度
を高めるように人々の生活の基盤を守る人間保障」と定義して、「包括的な安全保障」は..
人間の基本的ニーズを満たすことと武力紛争を予防することと定義できるかもしれない。
・食料、水、健康の確保
・エコシステム、海岸地域と環境の保護
・気候変動からの保護と適応
・海洋に関しての教育、人のエンパワメント、及びガバナンスの実行

ここで、大事なのは、漁業関連に関して過剰な補助金を辞めるべきである事。
海の恩恵について考える事。
海洋環境は陸や大気とは違う。1750年まで海はCO2の排出源であった。
海の安全保障に対する意識を認識する事等

『海色と地球温暖化』
COLOR= 色( IRO)
海水の色には、様々な色がある。Blue Green Red
29年前より、海水リモートセンシンによりスキャナーしてみた。
植物プランクトンが多いと=Green
有色溶存有機物=暗い色
懸濁物=乳白色 の色になる。
クロロフィルa
 
は光合成に必要な色素であり、海が赤色になる時はこのクロロフィルaの濃度が
高い時であり、黒色や青色の時は少ない時である。それらは海洋の植物プランクトン
が見える時である。
地球の71%が海であり、植物プランクトンの様子を見ると、丁度地球が
呼吸しているようである。
植物プランクトンが二酸化炭素を吸収してくれ、また光合成をして酸素を
吐き出している。
光合成に必要なものは、光、二酸化炭素、栄養素、適温である。
小さなプランクトン→(食べる)小さな魚→(食べる)大きな魚→(食べる)人間 
の構図が出来上がっている。
Ocean Desert(海の砂漠)が宇宙からの海域の色でみると
黒い色で表される。想像以上に多大に広がっているOcean Desert。
海の砂漠の増大は、1998〜2007年までの間に15%増加している。
地球温暖化と基礎生産の激変がある。
海水温の上昇は植物プランクトンの減少と関連していると考えられている。

海洋の温暖化→プランクトンの減少→二酸化炭素の吸収が少なくなり
→大気中の二酸化炭素が増える→海洋の温暖化→  等々悪循環の図が
成り立つ。

(次回に続く〜)
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by necocafe | 2009-10-03 19:01 | 環境地球人
2009年 09月 30日

太田川上流、山の先生のレクチャー

この所、沢山、沢山書く事あったのだけど、結局時間がなくって..
(笑 言い訳です)で、つまり〜〜〜また、折りを見てね。
先日、「太田川を学ぶ会」の第2回が終わりました。
この時の勉強会からの「山の先生」からのレクチャーです。
〜〜〜〜
冒頭にプロペラの様な実を持参され参加者にこれは何かを問われ
て会が始まった(実は紅葉、かえでの実)。
自然の中で普段見落としている事の多い事。太田川の上流にある
三段峡には、カエデの種類が多く生息している。これはとても貴重な
ものである。
2段滝、3段滝には北海道でしか見られないような珍しい植物もある。
三段峡は特別名勝地となっているが、聞き慣れないと思うが、
これは国宝と同じようなものなのである。

中国山脈は南西北東の断層があり、それらが長い歴史の中で今の中国山脈
を形成しているが、実はまだ北西南東の断層も隠れている。

太田川上流である三段峡でも川の石が丸くなっている。
これは長い間の中で水流によって角が削られたものである。
ただ、三段峡の「関」がつく場所では鋭利な石が多く見られる。これは
近年において山が崩れて落ちたからである。タタラの製鉄方法に「かんな流し」
という製法があった。安芸太田町の豊平で行われていたが、
これは3/1000〜10/1000砂鉄が含まれている土を水に流すという製法であり、
これによって流された土が下流にある広島城内でも影響を与えた為に1917年に
禁止令がでたという資料が残っている。
島根県の三隅川ではかんな流しを長い間行われていたようだ。
今でも益田から浜田の海岸を見てみると山から流れてきた黒色の砂鉄が海岸の
砂浜見られる。

タタラ製鉄の燃料となる炭を作るために近隣の森林を破壊してしまったと
思われているが、実はそうではない。元々元来の山は今の様な沢山の木のある
山ではなく、雑木でできていた。
炭の原料はその雑木を使用するため、それらの木は2〜3年で大きくなり、
10年ぐらいで元の山に戻るからである。
ゆえに、タタラの場はその近隣の山の木がなくなると、10年ぐらいで別の場所
に移動した。
昔の山は、「肥草山」と呼ばれ、笹を刈って堆肥にしたり、草を取ってきて
肥料にしていた。今のような杉や檜の山は昭和20年以降の広島市の復興の為
に植えられたものである。復興に木が必要となった。杉や檜が高く売れるように
なったので、その当時殆どの山が植林されていった。その語、ラワン材等の外材が
安く入るようになり、杉が見向きもされなくなり、あれから40〜50年経った今
杉花粉が飛ぶようになり、間伐されない山では日照率が悪くなり、今のような山
になってきた。
そんな中で、深入山は昔から今も人と関わってきた山である。1749年にワラビ草山
の中でワラビの根からデンプンを取っていた。草は肥料として、..。今でも
年一回の山焼きをされている。このように人の生業と自然がマッチしてできた
山であり、草原のオアシスとなっている。
昔子供の頃、おじいさんに、川でおしっこをしても、「1m流ればきれいになる」
と言われたものである。それだけ浄化能力があった清流だった。
ところが、今、太田川に沢山あるダムのお陰で、水が直接流れない川、水量の問題等
多々ある。ダムをせき止めているコンクリートの壁の内側ではその流された土砂が
どんどん体積している現状がある。

質疑応答の中で、「ダムをぶっ壊そう〜!」という過激な意見も出て来た。

佐々木さんの三段峡のレクチャーは、マップにある時間の何倍も
かけてゆっくり花や草木を眺め、観察し、川を探索して6時間あまりを
かけて、ゆっくり楽しまれるという。
そのレクチャーに相応しい季節は5月の中旬からの新緑が一番きれいな
時期だという。
花が咲き、新しい息吹のパワーを感じる頃に三段峡から今でも昔の
生業の残る秘境のある集落等を訪れる計画を立てようという事になった。
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by necocafe | 2009-09-30 23:00 | 環境地球人
2009年 09月 15日

瀬戸内海の海域レクチャー(その2)

レクチャー(その2)です。
〜〜〜〜〜〜〜

広島湾は他の閉鎖性海域に比べ生産性の高い海域です。
特に、広島湾の牡蠣は日本で一番高い生産量を持つものです。
この牡蠣は海水を濾過する働きを持ち海水浄化に貢献しています。
しかし、広島湾の牡蠣は、他の海域で採れる牡蠣に負けないよう
市場を維持するため、秋の10月の産卵を待たず、早く市場に出荷
するためバイオ技術の遺伝子操作によるオス、メスの無い牡蠣
(三倍体)を作ってきました。
今は全て三倍体の牡蠣では無いと言われていますが、このような牡蠣
が人間や自然の牡蠣に与える影響は大変心配されます。


今海岸を観察してみると、今までは当たり前のように見られた野生の
牡蠣や他の貝の付着が減ってきています。
特に自然海岸の多い宮島の岩肌には牡蠣の付着が少ない傾向がみられます。

海の透明度も、水質も回復傾向に在るのにどうしてこのような状況なのか・・・。
この原因は海底付近の溶存酸素が無くなっているからだというが....。
岩肌の付着生物にとって直接的ではなく、
確かに海水温は高くなっています。
ムラサキイガイ(ムール貝)は水温が30度を越えると脱落します。

一方、人間が作った有機塩素化合物はジワジワと影響を見せ始めています。

瀬戸内海では海洋哺乳類の「スナメリ」の数が30年前に比べ激減しました。
これは有機スズの濃度が影響しています。
海底の環境悪化でハマグリも絶滅状態、アサリは最盛期の10%を割りました。
イワシも激減・・・。

インポセックス(産卵しない魚)
インポセックスはの問題はかなり深刻です。

そんな魚を私達は何も知らず食しているのです。
有機塩素化合物によって汚染されている魚を上げれば、一番に、スズキ、次
が太刀魚、次がハゲ、となっています。
毎日食べることは無いが、長い時間には体の中に堆積し次世代に影響を与え
る可能性があります。

また、家庭などから河川に流される有機フッ素化合物が魚 達に影響し、その
魚を人間が食しているのです。

その一例として、フッ素加工のフライパン等があります。
私達は、最初は焦 げ付かないから便利なフッ素加工のフライパン等を使用して
います。
その内段々フッ素が禿げて焦げ 付くようになりますね。

一体そのフッ素は何処に行くのでしょう?
このフッ 素はアルツハイマーの原因の一つで有るとも言われています。

(以上、U先生からお聞きし、監修頂きました。ありがとうございます)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

最近では聞かなくなりましたが、フッ素入の歯磨きが流行った時代がありました。
それを考えてみますと、大変恐ろしい事です。
『白い歯、健康な歯を目指すなら、フッ素加工のハミガキ〜!』
まだ、そんな広告が当然のように......。
白い(漂白するの〜?)健康な(?何が?)歯の引き換えは....さてさて...。

私達の日々の生活の中には、こんな知らない危険が 沢山潜んでいる可能性
がある事を今更に考えさせられる問題でした。


「わたしら漁師は海を売った憶えはない!
海を壊したらわたしらは生きていけないんです!」

わたしらは死ぬまでここで暮らすんです。この海があるから暮らしていけるんです。
だからなにも要りませんと、ここで暮らすわたしらが言うんです。」

祝島に住んでおられる住民の方々(おじいさん、おばあさん)からの心の
叫びです。

広島ブログ。。よろしくね〜!
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by necocafe | 2009-09-15 10:57 | 環境地球人
2009年 09月 12日

瀬戸内海の海域レクチャー(その1)

今回から数回に分けて、一緒に瀬戸内海の事について考えてみましょう〜。
以下、私が聞いた話しと、その補足からご紹介します。
〜〜〜〜

日本における閉鎖性海域(地形的に閉鎖性が強く海水交換が悪い海域
の最も大きいのが瀬戸内海です。
他には東京湾や伊勢湾が広がり、昭和35年からの高度成長期にどの海域も
工場排水や生活排水による公害問題で苦しんできました。

瀬戸内海も大変な汚染状況に見廻れて多くの河川や海域が汚濁化しました。
赤潮の発生も昭和51年では年間300件近く(ちなみに昭和30年で5
件)発生し、殆ど全域で赤潮が見られました。
 一方、海水の浄化機能を持つ干潟や藻場などの浅場が埋立により激減し、
更に、陸と海の狭間の海岸線がコンクリート化し瀬戸内海の海岸線の80%が
人工海岸になりました。

広島湾においても湾奥が埋め立てられ、湾内の潮流の早さも水理実験では
6%遅くなったとの報告も在ります。
また、太田川の河川水の湾内への流れ方が変わり、宮島の西側に向けて
河川水が移動する傾向に変わりました。
このためアオサが宮島の鳥居付近に発生し集まることが多くなりました。

また、河川水によって運ばれる豊富なNやP(栄養塩)によって赤潮も多発し、
そのため海底付近の溶存酸素(DO)が低下して「貧酸素水塊」が形成される
ようになりました。

そのため急激に溶存酸素がなったことで養殖されているアサリ等の底生生物が
大量に死亡する事が起きてきました。
宮島と本土の間の大野瀬との上室浜の調査ではアサリ等の二枚貝の死骸が大量
に見られます。
最近では瀬戸内海の水温の上昇もあり、熱帯性の生物が瀬戸内海に侵入し、
従来生存している生物に大きな影響を与えています。

一方、自然の干潟を埋立によって消滅したため、その修復・復元事業として、
八幡川の河口干潟を人工的に造成する工事が昭和62年から3年間において創
られました。
日本でも初めての人工干潟の造成です。
その時に、人工干潟と隣接して新たに埋め立てられる土地の1/3を野鳥の
生息地として森を創る計画が決められました。
みずとり公園
そして人工干潟は野鳥のためのもので、鳥以外は干潟に侵入を禁止すること
でした。
しかしながら、干潟が作られてみると、人はもとより鳥に取って最も敵で在る
犬までも堂々と入っている光景は諸外国の人からから見ると在り得ないもの
でした。

静かな空間で野鳥の鳴き声を静かに聞く文化(バードウオッチ)は日本には
無いのです。
バードウオッチの出来る小屋は冬を越すホームレスの宿になり、暖を取るため
のたき火の材料となる事で、小屋の小火も発生しました。また干潟の石積は
落書きのキャンパスになり荒れ放題でした。

干潟は野鳥の生活の場で犬の散歩道ではないのです。
また周辺の空間を心ない建築業界が高層マンションを建て、夜間の光が野鳥たち
を怯えさせ、結局、干潟が出来る前の鳥類は、シギ・チドリ類、ガンカモ類とも
に個体数が減少し、1983年と1997年の調査結果を比較すると、主要な種類では
ヒドリ、ガモ、ハマシギが約4分の1、コサギが5分の1に減少しています。

ユリカモメは30%減程度でした。更に、みずとりの浜公園に作られている森は、
植生が野鳥を守る森にはなっておらず、「浜」の機能を何ら理解できていない
設計だったといえるでしょう。。


ふと、魚付林の事を思った。
魚付林
始めてこの魚付林の試みが始まったのは広島からではない だろうかと、ある方に
お聞きした事がある。浅野藩の書物に出て きているらしい。

元々、日本人って、広島人って自然と共にあり、素晴らしい
知恵を持って生活していたのね。

今、海域においては、第三ステージに入ったと言わ れている。
人間においても、魚達も子供の産めない状況になっ ているという。

昔の私達の祖先の方々、今の海を見てどう思っておられるのだろう〜
相棒が子供の頃、家の前の海では、海老やうなぎが沢山採れ、素晴らしく
きれいな海だったという。
それってついこの数十年前なんだけど...何処でどうしちゃったのかしら?

(次回に続く〜!)

〜〜〜〜
先日、ある会合で聞いた話し..
「この間ね〜外国から友人がきて、一緒に海に行ったら、
『こんな海は海じゃあない! 自然の海に連れてって!』と言われ、
何を言ってるのか理解できなかったの。
やっと湾岸整備されていない海だと分かって、いろいろ調べたら
日本には数パーセントしかない事がわかって、殆どが整備されてるのね。
その彼女がその事を知って、『一体、何考えてるの!』と激怒してたのよね〜」

どうも、日本人は海に囲まれ、豊かな自然の中で生活し、自然の恩恵は
当たり前だと長年思ってきたのかもしれない。
まるで、 湯煎されているカエル?状態??? もう、とっくに熱く煮立って
いるよ〜〜〜。。

この時になって、やっとやっと、その熱さを感じてきている私は、どうすればいい...?



広島ブログ。。よろしくね〜!(何の為なんだか分からないけど、身内で
盛り上がっているの...笑)
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by necocafe | 2009-09-12 10:25 | 環境地球人
2009年 08月 23日

瀬戸内海の魚類生産に変化はあったか?

先日、『瀬戸内海を学ぶ会』の講演会に相棒と出かけて行った。

講師: 永井達樹さん。(独)水産総合研究センター瀬戸内海区水産研究所 
研究開発専門員。http://www.sof.or.jp/jp/news/1-50/43_3.php
「瀬戸内海の魚類生産に変化はあったか?」というタイトルでの講演会での
一部を以下に講演内容を私なりに書き留めたものをご紹介したい。
〜〜〜〜〜
瀬戸内海の漁獲量は1982年の46万トンをピークに、2000年24万トン、最近では
17万トンと1987年より減少傾向にあり現在は半分以下に減っている。
1960年までに陸上からの栄養分が海に流れて体積し、1990年頃には、富栄養化に
なってきている。
元々、瀬戸内海では真鯛が沢山生息する海だったのだが、真鯛がいなくなり、
イワシの時代がきて、近年カタクチイワシが減少し1990年頃からクラゲが大量発生
してきている。
イワシが減少した原因には、海がやせてきた事や、シラスを取りすぎた為ではないか
と思える。
その背景には、料理での煮だしに煮干し(カタクチイワシが最も一般的)が主流だっ
たのだが、今では楽に取れるインスタント出しが多く使われるようになった為では
ないだろうか?
このインスタント出しにはシラス(白子)稚魚が使われるようだ。

1960年代には海には生物の多様性が見られたのだが。1990年代頃まで富栄養化時代
となり表層の生物が多くなり、1990年以降はN(窒素) P(リン)のバランスが悪くなり、
魚類生産量が減ってきた。

富栄養化、アンバランスの結果がバクテリアが大量に発生したり、クラゲが増える
事となった。
つまり珪藻から大型で主要な動物プランクトンであるカイアシ類を経て魚類にいく
エネルギーの流れが細くなり、魚類生産が縮小する一方バクテリアやクラゲに行く
エネルギーの流れが太くなることは、おそらく新生代から中生代へ生態系が後退する
ことであろうと思われる。

瀬戸内海での出現頻度が多いクラゲはミズクラゲであるが、この増加は
動物プランクトン食性魚類の乱獲により餌がこのミズクラゲに利用された事。
年間最低水温の上昇による越冬クラゲの出現。
海岸線のコンクリート化によるポリプの付着面積の増大。
富栄養化や栄養塩構成比の変化などが上げられる。
 (略)
〜〜〜〜〜
等々、かなり専門的な内容での講演会であった。

フムフム...もっともっと理解できるよう少し勉強してみようと思った。
いろいろな所で連携が取れるといいのだが...。

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by necocafe | 2009-08-23 21:39 | 環境地球人
2009年 07月 12日

島根ポーク&段ボールコンポスト=サスティナブル

ある6月の末、「蛍が今、丁度いいですよ〜」そんなお誘いの中、我々は蛍の
飛ぶ時刻の前に、島根県金城にある島根ポークの工場を見学させて頂く事にした。
もう、随分前から一度伺ってみたいと思いつつ、時は過ぎ、やっとの実現
できたものであった。
社長曰く「知り合って10年目でやっと来られましたね!」
アチャ〜! いつも美味しいもの食べたり飲んだりするだけで、
その美味しいもの達がどういうシステムで出来、どういう
状態で出来ているのかちっとも分かろうとしなかった事に深く反省。

その場所は、雄大な景色の中にある大きな施設であった。
まず、我々は事務所にお邪魔した。玄関を入ると、消毒液が置かれ、まず
ここで手を洗う。そして、玄関を上がり、案内されたドアには何と、そこ
は脱衣室であり、その後お風呂場を経由して始めて事務室に行ける事が
できるのである。

まず、社員の人は朝来ると、ここで服を脱ぎ、頭の先から足の隅々まで
洗い、きれいに洗濯された作業服に着替えて仕事に出られる。
終わった後も、まずその作業服を洗濯機に入れ、身体も洗って
自分の服に着替えるという。来客者が豚舎に見学する時も同様にし、
きちんとマスクをしなければ入れないという徹底した管理の中で
飼育されている。早くからコンピューター化され、飼料から飼育まで
最新の設備を整えられている。
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こちらの会社だけで、約2万頭の豚を飼育されているというからびっくりである。
私たちは豚舎は外からのみ見学し、農園の方を案内して頂いた。
この農園はレストランケンボローの約7割の野菜をここで賄っていると
いう。大きな温室が3棟あり、その温室の中には様々な野菜達がきれいに
育っていた。

この農園の責任者の方は80歳を越えた女性で、殆どこの方とサポートの
方のみでここまで沢山の野菜達を管理されているという。
裏の丘陵地を今、新たな農園として開墾されている最中であった。
一体この丘陵地が全て農園になったらどんな風景になるのだろう。
その農園の側に黒々としたきれいな堆肥が置かれている。
どうも、この堆肥は豚糞によって作られた堆肥だという。
遠くに煙突から蒸気を出している建物が見えた。
どうも、その場所が堆肥を作っている所らしい。え〜?思わず、興奮する。
早速、その堆肥工場を見せて頂く事にした。
さすがに、独特の匂いはするものの、思った以上にきちんと清掃され、
整った施設に感動した。
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糞の80%以上は水分である事。その水分を強制的に飛ばし発酵させる
システムと、時間を数ヶ月かけてゆっくりかき混ぜて発酵させる建物が
あった。
もの凄い規模の工場である。飼育の時に出た豚糞を同じ場所で堆肥に
し、その堆肥を使って農園を作る。何とも理想的なシステムである。
堆肥はかなり出来るので、豚堆肥として袋詰めをして商品として出して
もおられるという。鶏糞や、牛糞から出来る堆肥に比べ、豚糞の堆肥は
肥料成分のバランスが良く、効き方も比較的早いので、牛糞堆肥と鶏糞
堆肥の中間的で有機質肥料として利用するのが適しているらしい。
手で触ってみると、サラサラとして匂いもなく、素晴らしい堆肥に仕上がっ
ていた。

私たちはもう一つの旭工場も見学させて頂いた。
玄関ゲートの外からの見学だったのだが、車の音を聞いて、豚の鳴き声を始め
て聞いた。「この声は豚ちゃんの声?」まるで「いらっしゃ〜い」とでも
言っているようだった。
それにしても、家畜場だというのに、殆ど我々は鳴き声を耳にする事がなかった
気がする。豚はとてもきれいずきで、少しでもストレスがあると鳴くという事を
聞いた事があった。という事は、いかにこの場が豚ちゃんにとってストレスの
ない快適な場所であるかが分かる気がした。
(以下の写真は堆肥工場の建物と梨園の写真です)
b0076008_1429140.jpg

日が沈んでしまったが、まだ明るい。我々はその近くにある梨園も見学させて
頂く事にした。
もう、この頃になると、少々のスケールの大きさには驚かない状態になって
いたものの、この梨園もとにかく大きい。
約1000本以上の様々な種類の梨があるという。ここでも、豚糞堆肥が
重宝されているらしい。
畜産業と農業の素晴らしい融合を見せて頂いた。

ただ、あまりにもスケールの大きさに、さてさて、どう自分たちに還元していける
のだろう〜?と思っていた矢先に、友人の主催する『段ボールコンポスト』の
講演会に参加した。

前日、体調が優れず、「鬱じゃ〜〜!」と騒いでいたのだが、朝起きて、
「やっぱり行こっと〜」とスゴスゴ出かけた。
我が家の生ゴミ処理は、EM菌やら、機械ものやらと試した挙げ句、一番単純
な畑に穴を掘って埋めるやり方に落ち着いている。
大きな穴を掘って、生ゴミを入れる。その上に土を被せ、その穴が一杯に
なったら、隣に別の穴を掘る。
3つ目の穴が一杯になった頃、最初の穴の場所を掘ると、もうそこには黒々
とした土に還っているのだ。素晴らしい〜!
ちなみに、我が家の裏庭菜園である。ちなみに、我が家は町中の住宅地よ♪
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ただ、この『畑に穴方式』は、田舎では猿やイノシシ等が荒らす為できないらしい。
実家では、最新式の生ゴミ処理機を使用。何だか勿体ない気がするな〜。

段ボールコンポスト、わざわざ福岡の循環生活研究所より2名の方が来られてのセミナーだった。
簡単で、誰でも出来て、リーズナブル(殆ど手持ちのものでできる)
段ボール、ガムテープ、Tシャツ(虫よけキャップ)、メッシュの鉢箱(花屋でゲット)、ピートモス、もみ殻炭でいざトライ。*詳しくはHPを参照ください。
誰でもできるサスティナブルな生活を体験してみましょう〜。

が、なによりも、私にとって素晴らしい発見は、近年、海を覆ってしまったあおさの
再利用をされているという事だった。
この前の海がまた元のようにみんなが貝掘りできる海に蘇るかもしれないな〜♪

素晴らしい出会いをくださった友人に感謝♪
広島ブログ
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by necocafe | 2009-07-12 14:34 | 環境地球人
2009年 06月 08日

『環境の日 広島』

今年も県庁広場にて『環境の日ひろしま大会』が行われた。
沢山の仲間が参加している事もあって、車(昨年は確か自転車で
行ったもんだが...ハテサテ?)で出かけた。
中心部に入った途端、紙袋を持ってとタスキをした人たちで溢れていた。
昨年より随分沢山の人達が参加されているようだ。
まるでお祭り気分で会場に向かった。
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その後、久しぶりに中学時代の恩師のお宅にお邪魔した。
この春退官された恩師。大学卒業後の始めての担任が私達だった。

中学時代の思い出話しに花が咲く。
音大出身の先生で、感性豊か、とても個性的な先生。
そして、当時の生徒だった我々はかなり元気な子供達であったらしい。
大変な出来事が沢山あった。そんな我々に全力で向かって来られたのだ。
今、こんな熱血先生っておられるのだろうか?

何度も繰り返された「変わってないな〜〜!」
残念ながら、外見が...ではなく、行動パターンと、精神年齢??

結局、どうもこの頃から、私の思考回路って変わっていないらしい。
いかにも、する事がどうも、私らしい というのだ。
今更ながらに自分自身を気がつかされた一日であった。

と当時に、この思春期の意味の深さに改めて感じ入ってしまった。
よく、泣き、笑い、遊び..(勉強はしなかったか?)目一杯生きていた気が
する。



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今、また新たな再生への出会いが始まる....そんな鼓動を感じワクワクしてきた。
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by necocafe | 2009-06-08 15:58 | 環境地球人