Neco の 陽なたぼっこ

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2006年 07月 20日

水辺で遊ぼう

今月の30日、リバーマラソンが八幡川で行われます。
丁度、このスタジオの前の川もその会場になるのですが、..

広島市は七つの川と太田川放水路から生まれたデルタの街です。
いろいろな街を見ましても、こんなに川に囲まれた美しい街は
少ないのではないでしょうか?
この街に住んでいる私たち自身が、私たちの街がどんなに素晴らしく、
美しい街であるかを以外と知らないのかもしれませんね。

昔は、この夏の間、沢山ある橋から子供達は川に飛び込んで、川遊びをして
いたという話を聞きました。
勿論、その頃は今のように上流にはダムなどありませんでしたから、水量も
もっとあったのでしょうね。
私も、夏休みには田舎の川で遊んでいました。子供会の当番があり、昼が過ぎると、
みんな真っ黒になって、川に集合して泳いでいました。
始めての泳ぎを覚えたのも川でしたね。でも、すぐプールができ、結局は、
きちんとした泳ぎを教えられ、いつの間にか競技の為の泳ぎになってしまい、
未だに、海で顔を上げて泳げないのです。
でも、一番楽しかったのは、何も考えず、川で泳いだり、タオルでめだかを
取ったりした記憶でしょうか?
お魚が 弱ると、よもぎの葉を石で砕いて口から飲ませてあげていました。
そうするとまた魚は元気になるんだよ。と言われていたのですが、本当にそうだったのか?
今ふと、そんな昔の事を思い出しました。
今や、めだかは絶滅宣言されたそうで、今、我が家では庭でめだかを増やして喜んでいます。いつの間にか、あの沢山いためだかさえ、ペットになってしまったのですね。
何だか複雑な気持ちです。

丁度、2年ちょっと前になるでしょうか?太田川の河川で13.5Mの葦舟を作り、
みんなで宮島に漕いで行くイベントをした事があります。
本当に行きがかり上、やる事になってしまったのですが、これが、実際やってみますと、
こんなに奥の深いものだったのか?と思う程、沢山の学びをいただきました。
それまで、川に葦が生えている事、葦自体も何者かも何も解っていなかったのですが、
実際、葦だけを取り上げてみましても、こんなに川や自然の生態系の中で活躍していた
事に驚きました。

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皆さんは葦ってご存知ですか?実は葦というのは、悪いという事をあしというので、
あしではなく、よしと言われてもいると事で、同じものなのですが、..
よく、この時期、日差しよけに、よしすをしますよね。このよしすやすだれ、また昔の
屋根に使われている植物が葦なのです。

この葦、実はたった1本の葦で根元で、窒素、リン酸を吸収し、
約2tの水を浄化します。
また、この葦が川にあるおかげで、野鳥や、動物の
生息場所もなっているのです。隠れ家であり、雛が飛び立つまでの生育場にも
なっているのです。
ただ、この葦はちゃんと刈らないと次の年に立派な葦が育たないのです。
だから、昔のように生活に使用する為に葦狩りをしていたことが、実は私たちの川
を守っていたという事なのですね。

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葦舟を作っていた時、私たちはまず、芦原に入って葦狩りをしました。
丁度2月の終わりで、外は雪が舞っていたのですが、芦原の中は別世界でした。

外は風が吹き荒れ、雪が降っていても、芦原の中はとても暖かく、安心できるのです。
太陽の陽を浴びた芦原はまるで、風の谷のナウシカの最後のシーンを思いだしました。
こうして、生態系が成り立っているのだな?と少しだけ実感した気がしました。

ただ、葦を刈ってみますと、目の前に出てきますのは、ゴミの山です。
みんなでゴミ拾いから始めました。
このゴミがなかったら、もっともっと鳥や動物も気持ちよく過ごせるのでしょうね。

子供達も大人もみんな鎌を持って葦狩りをし、その刈った葦で、まず、
みんなの基地を作りました。北海道のアイヌの人達の住まいに基本になって
いるチセという葦の家です。
その葦の家はとても不思議な空間で、思わず、自分達が原始の時代に戻ったような
感覚でした。よけいなものの全くない。

そして、みんなで葦を束ねて13.5Mの葦船を作り、川に浮かべました。
その船には約20人位乗れるくらい大きいものです。
三ささから、江波まで4時間半かけて行き、そして、4月17日には6時間半かけて、
約60人が交代で漕いで宮島まで行きました。
自分達の汗水流して作ったもので遊べる感動は素晴らしいものでしたね。
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私たちは川に触れる事、自然の中で遊ぶ事で、その自然の大切さを
体で身を以て知ってゆくのでしょう。

そして、こんなに素晴らしい自然を壊しているのは、いつも私たち人間なのだと
実感しますね。
誰が偉いのでもなく、微生物から植物、動物みんなで共存しているのです。

            LEO PLANNING OFFICE http://leo-plan.co.jp/
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by necocafe | 2006-07-20 10:40
2006年 07月 04日

FM773. 水について..

人間の体の約70%が水で作られているのを皆様は、ご存知ですか?
そして、なんと、この私たちの地球の大地と海との割合も、3対7、
つまり、7割が海(水)で占められているのです。

こんなに水の恩恵に恵まれている地球に住みながらも、私たちは飲み水を
いつの間にかガソリンよりも高いお金で買って飲むようになってしまいましたね。

つい、この間まで、自動販売機でお茶やお水がある事自体信じられなかったの
ですが、今や、コーラやジュースよりも、お茶やお水産業の方が絶対的なシェア
を占めているそうです。

学生時代、クラブの後、みんな一目散に水道の蛇口に走り込み、蛇口から水を
ほうばっていた頃がとても懐かしく思い出します。

確かに、私たち人間は、水が美味しくないと思うとお金を出して、もっと美味しいお水を..
と言って調達する事ができるのですが、私たちを育んでくれている
この地球は..一体どうなのでしょう?

私事なのですが、今から約7年前にある水に出会い、いきなり、洗剤を使わない
コインランドリーを作りました。
水だけで洗えるコインランドリーなのですが、..実はこんな事を言うとみんな信じら
れないといわれるのですが、..

それまで、私は子供の頃から体がとても弱く、
病院と薬付けの毎日だったのです。アトピーがあり、呼吸器官にも問題が
あったものですから、洗剤を使わないで洗濯できたら、気持ちいいだろうな?
と単純に思ったのですね。

仕事がら、建築においては、地球環境、住環境を考えた家づくりを提案して
いたのですが、水の事を考えた事はありませんでした。



でも、洗剤を使わないで洗濯ができる…という事は、もし、泡がでなかったら、
川も海も汚れないじゃあないの..と思いました。
まさに、「目から鱗」状態ですね。
私たちは泡のある水を飲むなんて考えられませんけど、川や海の魚達はどうでしょう?

まず、家からシャンプー、リンス、洗剤..というように、家中の泡のでるものを
段ボール箱に入れました。すると、信じられない位沢山のストックがあったのです。
段ボール箱にして約3箱分ぐらいだったでしょうか?
正直、私ってこんなに買っていたのかしら?と我ながら呆れてしまいました。
いつも、大安売りの時や、ドラッグストアーに行くと、無くなった時の不安からいつも
余分に買い込んでいたのですね。

思い切って、全部捨ててしまいました。
こうなったら、とことん、やってみようと思い、洗顔石けんから、シャンプーリンス、
歯磨き粉まで、..そうそう、あれから5年間。全くお化粧もしませんでした。
お水で洗うだけ..。お薬も一切止めてしまいました。
自分の体で実験してみようと思ったのですね。
子供達にはかなり顰蹙を買ってしまい、私に内緒で隠れてシャンプーを買ったり
していましたね。
その時、私はストイックに洗剤を拒否していたのですね。

でも、そのお陰か、今は、しっかり元気になり、この7年間の間で病院のお世話
になったのは間違って行った一度きりです。
その頃はあまりにもナーバスになっていたせいか、たまにドラッグストアーにいくと、
独特の匂いに中に入れなかった事もありました。
もっとも、今は洗剤を使わない事が当たり前になってしまいましたので、
逆におおらかになってきましたけど…。

その頃、イタリアのフィレンチェに行き、疑問に思った事がありました。

始めてフィレンチェを訪れたのは約32年前だったのですが、その当時は
ベッキオ橋の下のアルノ川の水は橋のシルエットが見える位きれいに澄んでい
たのですよ。
でも、あれから訪れる度にその水は段々と濁ってきて、ついに数年前に訪れた時
にはその側の川の欄干にも座りたくないくらい、匂いもあり、ドロドロに濁っていたのです。
その場所は山の近く、上流なのですけどね…。

その時、ふと気がついた事がありました。
そういえば、昔のヨーロッパのホテルの記憶といえば、まるで、油紙のような
トイレットペーパーと薄っぺらで、布巾のようなタオルだったのです。

35年ぐらい前からでしょうか?その頃、真っ白で柔らかいトイレットペーパーと
ふかふかのバスタオルやハンドタオルを持つ事が、あこがれで、私の中で、
豊かな生活の象徴の様に思っていた頃があります。
アメリカ的な生活だったのでしょうね。

その頃、ヨーロッパはなんて遅れているんだろう?と思っていたのです。
でも、実は、これには大きな落とし穴があったのです。

元々、石灰岩を地盤に持つあちらの水は硬質すぎて、ワインには適するのですが、
飲み水としては適していなく、昔から飲料水としての水はワインよりも高い位、
高価で大切にされていたのです。
ワインは地下100Mぐらいまで根を張った方がいい葡萄ができ、あまり水を
必要としません。
ワインは生活の中で知恵であり、必需品だったのかもしれませんね。

水の豊かな日本の生活スタイルとは違って当然です。

また、元のお話にもどりますが、フィレンチェは80%以上の収入源は観光に
依存しています。
観光客の多くは、アメリカ人や日本人、また、中国、韓国人です。
それも、長期滞在の人は少なく、殆どが1泊から2泊でまた、別の街に移動して
しまいます。
今や、あのヨーロッパでも観光客の望むように、バスルームには、ふかふかの
バスタオル、ハンドタオル、ファエイスタオルが並んでいます。

時々、長期滞在の宿泊では、洗濯をしてほしいタオルのみ、バスタブに入れて
おいてください。という表示がある事もあるのですが、
短期滞在の場合は毎日その膨大なタオルが洗い物としてでてくるのです。
そして、その膨大な洗濯物を洗う為に使用される洗剤は図りしれないものがあります。

その事に気づいた私は、では、フィレンツエの下水処理はどうなっているのだろうと
直ぐさま、イタリア大使館に電話しました。
大使館では分からないので、直接フィレンチェの役所に聞いてくださいと電話番号
を教えていただいたのですが、最初の勢いは何処かに消え、結局そのままになって
しまった事があります。

では、私たちの生活はどうでしょう?
ご自宅の家庭の洗濯ものの中身を考えてみてください。

洗濯物のタオルの割合は普段着や下着に比べて沢山ありませんか?
本来、水だけでも汚れは落ちるものなのです。
もし、みんなが今までの半分の量の洗剤を使うとしたら、どうでしょう?
少しだけ工夫をしてみませんか?


日本でも、つい数十年前までは、日本手ぬぐい1枚で体中を洗い拭いていました。
ヨーロッパでの最初躊躇したトーションのようなタオル。
これはとても優れもので、どんなに濡れていても、良く朝にはパリパリに乾いているのです。

そう考えてみますと、日本てぬぐいって素晴らしい文化ですよね。
怪我をした時にもすぐ避けて、包帯の代わりにもなります。

もう一度、私達は、日本の昔から伝えらえてきた文化、生活スタイルを
見直してみてもいいのではないでしょうか?
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by necocafe | 2006-07-04 23:19