Neco の 陽なたぼっこ

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2007年 04月 12日

Ashes and Snow の幻想

息子から、現在、お台場で2007年3月11日から6月24日まで開催されます
マディック美術館のAshes and Snowのグレゴリー・コルベール氏のHPを教
えてもらいました。
http://codex.ashesandsnow.org/jp

この時期、東京に行けないのが残念ですが、HPでも充分楽しめます。
全て、実写のものとか...。動物と人との関わり、自然と人 とても幻想的で
素晴らしいです。
こんな世界があったのですね〜!

ps。今日、ネコウオッシュがRCCで放送されました。終わった途端、3件の電話。
そうか〜? 意外と見ている人多いのね。
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by necocafe | 2007-04-12 19:24 | Neco茶屋
2007年 04月 11日

しまなみ 自転車 ヘロヘロツアー(裏編) 最終

朝。。気持ちよい朝...のつもりだったのに〜!が〜ん!!
見事に天気予報は外れ、外は雨...。。。そんな〜!!

TVに釘付け...。が、しかし、予報では(前日の予報は快晴)午後からは
上がるとの事。
ゆったりとした食事をしっかりいただき、少し小雨になった
状態での出発である。

自転車のサドルは、ちゃんとタオルで拭いてくださっていた。
そんな心づかいに感謝。

始めての女将のお見送り。
始めて顔を会わすとは思えない程、親しみのこもった笑顔で、玄関まで送ってくださった。
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顔は会わさなくとも、料理ではしっかり繋がっていたのかもしれないと思う。
始めて、帰ってお礼状を書こう〜!と思った。
こんな事思えた宿って、一度もなかったかも...?
そんな暖かい、まるで、田舎の実家に帰ったようなそんな旅館だった。

さ〜て、いよいよ、皆さんが心配していた一番の山場.。。ワクワクする。
道は、相変わらず濡れているので、タイヤが滑らないかとちょっと心配するが、
大丈夫みたい。

山場に行く前に宿から大橋にいくまでの坂道の方が急かもね〜?と思っていたら、
なんと、昨日あった歩きの団体さんに出会った。
やはり同じ島での宿泊だったらしい。

最初に、あちらのおばさんから 「あら〜!こんにちは〜!」と声をかけられる。
負けずと、「こんにちは〜!」とひとりひとりに手を振って通りすぎる。

BOOーGさんの「ここで、へたばれないよ〜!」の一言。
確かにね〜!  あちらは、歩き。   こっちは自転車だ。
一応、しんどい顔を隠し、さっそうと走る.ふり..(?)

過ぎ去った頃、BOOーGさんまたもや、一言。
「どこにも、元気なおばさんはいるんだね〜!」
「う〜ん。そうだね〜!」
最初の元気なおばさんを思ったのだが、...どうも、その言葉は..わたし(?)に
向けられたようだった。

確かに、山を昇ったり、こうして自転車で通りすぎた時、声を掛けるよね。
「こんにちは〜!」って..。
ちょっと、元気すぎたかな?(しばし、考える...。)

そんな事もすぐ忘れ、いよいよ大橋の坂道。
え〜?あれ〜〜??
いつもは、私の後ろにいる筈の相棒が、私の前をさっそうと通り過ぎる。。

うそ〜〜??
「ふん、今までこの時の為に体力を蓄えていたんだ〜!」と嬉しそう。
ちょっと、見直す。
そこで、またBOOーGさんポツリ..。
「今から松山までの道のりの事、考えているのかな?.....」

来島海峡の橋からの眺めは本当に最高だろうな〜!
曇っている空を眺めながら、雄大な橋の上で、思った。
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なんだか、これでしまなみともお別れだと思うとなんだか寂しい。

でも、松山まで急いでいかねば...。
来島海峡サイクルセンターで一休みをして出発した。
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今治から松山までは一般道を走る。
最初は快適に走れたが、相棒は段々スピードダウン。
途中、菊間瓦の産地を通りすぎる。
丁度、一休みをした所に、小さな神社が....
「龍神社」とある。なんと、神社の入り口の横には、瓦でできた、大きなレリーフ。
2匹の龍が天に 向かっている。  龍って雄と雌ってあるのかな?
ふと、そう思った。
神社の賽銭箱も瓦でできている。さ〜すが、瓦の産地。

海の見えるいわゆるどこにでもある喫茶店でランチタイム。
ランチ600円に惹かれて入ったのだが、なんと、このランチ、これで本当に600円なの?
と思う程、凄いメニュー。
ぜ〜たい、ここも原価計算してないよね〜!
このランチだけを食べにくる価値ありとみた。
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今回は、どうも、サイクリングというより、食べリングという感じである。

ここで、しっかり休んだお陰か、この後がもっと、大変だった。

ついに、相棒の膝が限界にきたらしい。  片足でこぎ始めた。
お尻も痛いとか...。まあ、全く予行演習もせずに、ここまでこれた事自体が奇跡かもしれないと思う。
私といえば、出掛ける前日は、ちょっと風邪気味かな?と思う状態で、決して体調はよくなかったのだけど、段々元気になってきた。
広島、尾道、しまなみ、松山、そして、広島と瀬戸内海を一周したのだが、
大きなエネルギーを感じた。
四国は元気だ。(以前来た時には感じなかったのだけど..)

やっと、観光港まで辿りついた。
帰りのフェリー。
相棒は、ビールを飲んでしっかりリラックスムード。
その筈、だって、宇品港に息子の迎えを頼んでいる。

息子曰く、「もう〜手のかかるおとんだ〜!」だって...。
でも、そのお陰で、フェリーの中から瀬戸内海に落ちる雄大な夕焼けを見ながら帰る事が
できた。
フェリーの中で、仁君から電話があった。
どうも、彼も、伊豆大島からフェリーで東京まで帰る途中らしい。
広島での同窓会の話しで弾んだ。

宇品港に着くと、相棒を息子に頼み、私たちは、自転車で家まで走った。
BOOーGさん、いよ〜本領発揮。凄いスピードで走っていく。

なんとか、私も追いかけた。これぞ、自転車! 始めて汗をかいた気がした。
やっぱ、自転車はいい。○○歳にして始めて自転車に目覚めた。
まだまだ、いけるぞ〜!

が、しかし、さぞかし、ダイエットになったよね〜!とわくわく.....。
ガ〜ン〜〜うそ〜!!! 増えてる〜〜!!
2日間の走行距離  150Km...なのに、なのに....
摩訶不思議....(いやいや、あなた、食べ過ぎでっせ〜!)そんな声も......。。。

(なが〜い、旅日記にお付き合いくださって、本当にありがとうございました。
自転車は、け〜してダイエットにはなりません。ほんと....。)

ps。今日、自転車で事務所を出る私を見て、息子ひとこと..
「おかん、まるで、マドンナが絞りそこなったスタイルの感じ....。」
              おわり。。
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by necocafe | 2007-04-11 20:04
2007年 04月 10日

しまなみ 自転車 ヘロヘロツアー(裏編) その2

さあ、いよいよ、出発〜。
さっそうと道路の脇を走り尾道港へ走る。

尾道港のレンタサイクル受付で、500円のしまなみ自転車チケットを買った。
しまなみを自転車で片道500円。安い〜!
車だと5000円近くもかかり、おまけに車では、急いで通りすぎるだけ..。。
なんだかお得。

尾道港から向島まで渡しフェリーに乗る。  自転車、乗車券込みで100円。
乗車名、私たち含め4名。   のどかである。

この向島には、日本で2人しか残っていないという櫓職人がいる。
尾道から見ると「櫓」と大きく壁に書かれている。
以前、葦舟の時、この櫓屋さんで、古い櫓を借りた事がある。
その時その櫓を使って、この尾道水道を舟で遊ばせてもらった。
ここから見る夕焼けはそれはそれは素晴らしいのだ。
なかなか体験できないけどね。

我々は、向島を走り、始めての因島大橋に向かった。
1山、2山越える。
ロードのギアが心配になってきた。
相棒はといえば、慣れない手つきでギアをガチャガチャしている。
最近の自転車はこんな事しなくても、
楽にチエンジできるが、我々のものは、アンティック..。

そうそうに、相棒はギアで手を怪我してバンドエイド....。   やれやれ...
どうも、我々の走行スピードは16Km/hぐらいだとか...
Boo-Gの自転車には、ちゃんとスピードメーターがついている。
彼らのツーリングでは27〜30ちょっとで走るらしいのだが...。

それにしても、確かに遅い。
先頭は相棒、真ん中が私で、後尾をBoo-Gが守ってくれている。
でも、これではまるでママチャリのサイクリングである。
さすがの私もイライラしてきた。

坂道では、ゆっくりは、逆にしんどいので、自分の楽なスピードで走る。
坂道になると、いきなりBoo-Gが目の前をまるで、坂道ではないように、
ビューンと過ぎ去ってゆく。 
 凄い〜!   とても彼の体型からは(失礼!)想像できない。
そういえば、我々と出会う前の(30年前?)  Boo-Gはスリムでスポーツマンだったとか....。
今までの長が〜い付き合いの中では感じられなかったんだけど...ちょっと、見直した。

その後を私が追いかける。  で....やっと、相棒....。。
この調子で辿り付けるのかな〜?
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因島大橋は、二階建ての橋。  上の道を車が走り、その下に自転車道があるのだ。
でも、まるで、動物園の猿。   ネットが上まであって、きれいに海が見えない。

因島を走り生口橋を渡り、瀬戸田町へ入った。ここ瀬戸田はとてもきれいで文化的な
島である。
耕三寺は、一度も入った事がないので、私ひとり入場券の要らない入り口のみの観光。
う〜ん  ?    まるで、竜宮城。
平山郁夫記念館は、我々だけで見学。
先程の竜宮城とシンプルな数寄屋づくりの平山郁夫記念館の対比が凄い。
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に、しても、この瀬戸内海からは、様々なジャンルの有名人がでてる事に改めて気づく。
ちょっと、高めの昼食(天ぷら丼、900円)をとり、美しい多々羅大橋へ。

海の側をちゃんと自転車道と車道は分かれ、とても安全に美しい海を見ながら走れる。

「きゃ〜!きれい〜!こんなに海が澄んでいるなんて〜! 波が紺色に輝いている〜!」
ひとりあまりの海の美しさに興奮していたのだが、ふと、気がついた。
もしかして、この色ってサングラスの性? 
 おもわずサングラスを外すと、よく知った海の色に....。

ちなみに、普段、サングラスはしたことがない。   今回始めて新調した代物。
そうだったんだ〜!
隣で、おふたりは、あきれ顔....。
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大三島の道の駅で一休み。   さっき昼食を食べたのに、目の前の「焼きたてパン」の
看板に目が....。   「今焼きたてですよ!」  思わず誘惑に負けた。
コーヒー100円。焼きたてクロワッサン140円。   美味しかった〜!

こんなに食べても大丈夫。だって、こんなに走っているんだもん。

昇りは、すでに相棒は一番軽いギアにしても、しんどそう。
私は、段々、坂道が苦にならなくなってきた。
だって、その後の下りの爽快感は最高。
ロードのハンドルでブレーキをかけようと思ったらかなりの前傾姿勢になる。
なんだかまるでレーサーになったようで、自己陶酔。    う〜ん!   最高〜!

大三島は四国への入り口の場所である。  そうそう、大山祇神社がある。

橋の入り口で、10数名ばかりのお年寄りの団体に出会った。
なんと、これから歩いてしまなみを渡り、四国のお遍路をし、高野山まで行かれるというのだ。
みんな重そうなリュックを抱えておられる。
凄い〜!   に、比べて.....。ふ〜!

伯方島に入り、今夜の宿泊予定の宿に4時ころ到着した。
本日の走行距離 65Kmとか....凄い、考えられない〜!  走れるんだ〜〜!
なんだか感動してしまった。

この旅館は事前にネットを駆使して選んだ旅館である。
(HPがある訳ではない、ブログからの評判で選んだ)

一泊2食で6000円〜8000円。  我々は8000円コースを頼んだ。
なんと、宿帳もない。 
 電話予約で「キャンセル料はいりますか?」との返答に..
「え〜?そんなもの要りませんよ〜!」
  確かに、のどかである。 
 きっと、長い間、こうして沢山の人達がここでのんびりとした時間を過ごしたんだろうな〜?
そんな旅館である。

まだ、誰も到着していない。   ゆっくりと目の前の港風景を楽しみ、
早めに用意してくださったお風呂に入った。

お風呂は2つ。普通の家のサイズのお風呂であるが、タオルもあり、ドライヤーもある。

ようやくさっぱりした所で待望の夕食である。
さすがに目の前が海。
先程舟から撮ったばかりの魚が目の前に並ぶ。
鯛の刺身に刺身の半身が焼き。
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すると、ボールに入った生きた海老が...。目の前でピョンピョン跳ねる。
さすがに、リアル。     どうも生きた魚は苦手。   生ものが駄目な相棒は目が点になっている。
でも、魚好きにはたまらない風景だろう。
ひとり5匹食べれる割合だが、目の前に生きた海老をみると.....。
結局焼いてもらってやっと満足。
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その後、さざえのつぼ焼きに、カレイの天ぷら。
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永谷園のお茶漬けが出て、なんと、
「牡蠣はお好きですか?」もう食べれない〜!
相棒がちゃっかり「ひとり1個ぐらいなら...」と言った筈なのに、
ひとり3個づつの9個の牡蠣が出て来た。
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さすがの私も、もうお手上げ。
もデザートは別腹。それはそれは見事はいちごが山盛り。(普通ひとり2〜3個だよね〜!)

「この時期もきれいですが、もう少しするとみかんの花が咲き、いいにおいがするんですよ〜!」その言葉で
「いや〜!途中、一杯道路にも落ちていて、思わず取ってもいいのかな?と思いました。」
「柑橘系はお好きですか?」
「え〜勿論」

すると、なんと、デコポンが籠に一杯入って出て来た。
なに〜〜!一体この宿って原価計算して出しているの〜?
こんなに美味しいデコポン始めて食べた〜!

結局この夜は女将の顔は見る事はできなかったけど..一体どんな人..?

1時間後、しっかり本日の食べたものは掃除して、やっとお布団に...。
(どうも、普段の粗食のお陰か、肉を食べると、直ぐさま反応するのだが、
魚でも私のお腹は反応するらしい...。あ〜、勿体ないよ〜!)

夜2:30...下の台所では未だに食器を片付ける音が....。
箸の紙に書かれてあった、「お魚と心の旅館」の文字が浮かぶ...。
とても、凝った料理ではないのだけど、新鮮な素材のまま、
迎える心をこんなに感じたもてなしは始めてであった。
凄い〜!

「もてなし」の心を感じながら、布団に入った。
いよいよ、明日はこのしまなみ一番の山場...。ワクワクする。
相棒、大丈夫かな〜?

(次回に続く.....。さてさて....)
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by necocafe | 2007-04-10 11:25
2007年 04月 09日

しまなみ 自転車 ヘロヘロツアー(裏編)

先日、やっと念願のしまなみ自転車の旅に行ってきました。

なんせ、我が家。決めてから行くまでの過程が大変。
まずは、さびついた自転車の整備から始まり
(といっても、友人の自転車屋さんに持ち込んだだけ..)
頭から足元まで...。
身体を鍛える前に、いかに、楽に行けるかだけを考えている人が若干一名。

友人の自転車屋(ヒルクライム)曰く、
「本当に行くみたいですね〜!」  土壇場まで本気だとは思わなかったらしい。

彼は、長年我が家の状態を見ているお陰か、財布の中身も考えず、
あれもこれも欲しいという我がままな人の意見をさりげなく、交わしてくれる。

そんな彼や、同行してくれた友人のお陰でやっと、実現....。

ありがとう〜!   持つべきものは、いたわりの心の友よ〜! って感じ...。

自転車をバラし、袋につめて(どうやら、輪行袋というらしい)
軟弱な我々は、ほんの1Kmあまりの駅までの距離を、タクシーで...。
(また、駅でバラして袋づめできないもん〜!)

ロードだから、軽いと思いきや、しっかり肩に食い込んで、新幹線に乗り込んだ。
(輪行袋に入れると乗車券のみ)

広島駅(7:50)から新尾道駅まで約30分。
新尾道駅の前で自転車を組み立てる。

友人(BOO-G)は、手際いい。
我々はといえば、もたもた...。

なんせ、20年近く前のロード(ちなみに相棒の自転車は30年以上前のもの)
BOO-Gさんの自転車は最新式...。
う〜ん?時代の流れを感じる〜!

私はといえば、..(ここで、私の自転車歴を語ろう)
10年近く前、何を思ったか、もみの木森林公園で行われて
いた自転車耐久レースに1度(いや、2度かな?定かではない)仲間3名と
チームを組んで出た事があるのだ。      ふん、エヘン〜!

その時の名前が、なんと「ビューティーハニ〜!」
(ぜ〜たい、私がつけたんじゃあないよ〜!)

レースの時、みんなが集まっているスタート地点を通った時
「ビューティーハニ〜!ビューティーハニ〜! 只今到着しました〜!」
と何度もアナウンスで連呼される中を通って行く。

もう、恥ずかしいのなんのって....。 
 なんせ、その時のメンバーは、最高齢者のチーム。

そんな過去の栄光(?)のレースパンツを探し出して履いてきた。

おもむろに、オバーパンツを脱ぐ。

この際、恥ずかしいのなんのって言ってられない。
いかに、楽に走れるか...。   ただ、それのみなのである。

私は前日に調整したばかりの自転車を試乗してきた。
(しっかり雨にも降られ、それなりの覚悟はできたつもり..)

が、しかし..相棒はといえば....ロードは調整したままで袋詰め。
マウンテンにて市内までの10Kmを一度トライしたのみ....。
(昨年秋の弥山からの下山(昇りはロープーウエイ)の時には、
2本の杖をついてやっと降りたらしい...。
ちなみに、私も3年前には膝を痛め15分の登山もできなかった....よね〜。)

ほんまに、大丈夫かいな〜?
そんな、ハチャメチャな状態でツアーはスタートしたのだった。

(次回に続く〜 お楽しみに〜!  何が〜?)

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by necocafe | 2007-04-09 18:58
2007年 04月 02日

別れ、旅立ち..「幸せに...」

今朝、「ママ〜!今日入学式で、カリキュラムの説明会があるのに、
1時間間違えて起きた〜!聖歌隊で歌わなきゃいけないのに〜!喉も痛い〜!…」
つまり、送って行けってか?

娘は時間がないにも関わらず、おばあちゃんの作った焼きそばをしっかり食べながら、
訴えた。

彼女は、決してダイレクトには言わない。
でも、結局、彼女の思うように回りを動かしてしまう才能を持っている。
まあ、親バカとも言うが…。

車の中、娘の感動話を聞いた。
「昨日ね、もう、感動したんだから…。きっと、ママも聞いたら泣くよ〜!」
以下、娘弁…。

昨日、大学に行くと、いつも作業服を来ている用務員さんがパリッとしたスーツを来ている。「今日はどうしたんですか〜?」と聞くと..
「実は、今日で私は退職なんです….。」
「え〜?」
誰も、このI さんが今日で最後の勤務だとは知らなかった。

I さん、45年間、この大学の用務員を努めている。

I さんは、「おはよう〜!○○さん。」朝、ひとりひとりの名前を呼びながら挨拶をする。

事有る毎に、「どうしたの〜?私の若い頃はね〜!」と声を掛けてくる。

最初、変なおじさん!うっとうしいな〜!って思ったという。

でも、ある日、気がついた。
このI さん、450名の全校生徒の顔と名前を覚えている。

どうも、入学式に撮った写真を持って、新入学生100人あまりを1〜2ヶ月の内に
覚えるというのだ。
凄い〜!先生も覚えてないのに…。

靴の底が剥がれた時、用務員室でボンドで裏をくっつけてくれた。
コーヒー出してもらい、世間話…。
困った時、何でも気軽にお願いできる。

先生が学生の時も、I さんはいた。
友達のお母さんが生徒の時も、I さんはいた。

そのI さんが今日で最後である事を誰も知っていない事。
知らされていない事にびっくりした。
午後の3:30に僅かな先生の見送りだけだという。

「どうしよ〜?  どうしたらいいんだろ〜?   お花は送りたいよね〜!  
歌も歌ってあげたい。何ができるんだろう〜?
でも、その時間は明日の入学式の聖歌隊の練習が入っているし…」

まず、身近な仲間に伝えた。
自分達に何ができるんだろう〜?
聖歌隊のリーダーの仲間に伝えた。
「I さんが今日で退職なんだって…!」
「う〜ん?何歌おう〜?」
「え〜?歌えるの〜?」
「何の曲がいい〜?」
「だって、その時間、聖歌隊の練習でしょ?」
「僕たちが抜けたらまずいかな?」
「だって、指揮者でしょ?」
一言で、思いが伝わる。

「もう、だから、だ〜い好き〜!」   リダーに飛びついた。

結局、練習サボって、(まあ、仲間全員、聖歌隊のメンバー)
旅立ちの歌(賛美歌)と校歌にもなっているアベマリアを歌う事にした。

みんな、出会う人、出会う人にI さんが今日で最後である事を伝えた。

いよいよ、3:30。
ロビーに出て来たI さんをいきなり取り囲んで、歌を歌い始めた。

仲間が仲間を呼び、どんどん生徒が増えてきた。
歌い手は決して泣いてはいけないのに、数十人の生徒の輪の中で、
I さんの涙でぐしゃぐしゃになった顔を見ながら、みんな泣きながら歌った。

仲間のカンパで買った質素な花束を渡した。

「ありがとう〜!  ありがとう〜!  幸せになってくださいね。」
I さんは、ひとりひとりと握手をしながら、伝えた。

先生から、後で、いい企画をしたね。と誉められたという。

でも、娘は、そんな事を言うなら、ちゃんと、生徒に前もって伝えてよね〜!
と思ったという。

「だって、知らない人一杯いたんだよ。
朝、学校に来て、いつもの顔が見えなくって始めて知る事になるんだよ。
たまたま、私は出会って知ったから出来たんだけど…。
きっと、みんな知っていたら、同じ事したと思う。
生徒なら、きっと同じ思いだと思う。
きっと、みんな、学校で、一番凄い人だと思ってるよ..。」
思い出し泣きしながら言った。

「でも、昨日は、最高に幸せな日だったよ〜!」


「いい仲間に恵まれたね〜!」
私も泣きながら言った。

「うん。私は最高に幸せだと思う。我ながらいい性格してると思うよ。だって、
凄〜いプラス思考なんだもの…。
みんなどんなに悪い事が起こっても、ぜ〜んぶプラスに考えられる..。」
確かに、あんたは、凄い。

心から、幸せを感じた。大切な教えは、ひとりひとり、こんな身近にあるんだね。

今日は、凄い黄砂。 そして、定例、満月清掃会の日..。
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by necocafe | 2007-04-02 11:24