Neco の 陽なたぼっこ

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2007年 11月 26日

最後のFM773 ありがとう〜!

本日、FM773の最後の放送が終わりました。

一昨年の春から始まった環境をテーマとした、「環境地球人」
1年8ヶ月間、パーソナテリティを務めさせていただきました。

まるっきり、何も分からず、検討もつかないままでのスタート。
とてもいい経験をさせていただきました。

この度、来春に始まるFM廿日市との競合から一旦春まで全ての放送を
休止する事になったいきさつから「環境地球人」もとりあえず、11月末で
一旦区切りをつける事になったのです。

なんと、振り返ってみますと、通算約70名のゲストの方々からお話しを伺った事
になります。
その殆どの方が、繋がりのある方々との対談でした。
今度はこんな企画をと思うと、丁度その時の話題に相応しい人が浮かんだり、
出会ったり、と一度も困る事なく今まで放送させていただきました。

今まで参加してくださった方々、一度でも聞いてくださった方々、陰ながら支えて
くださった方々、本当にありがとうございました。

最後は、久しぶりに私自身の思いを述べさせていただきました。

今までの殆どの録音がありますので、沢山の皆様からの素敵なメッセージを
どこかで聞いていただけるようにしたいな?と思っています。

本当にありがとうございました。

追伸、
昨日まで3泊4日で東京、鎌倉に行ってきました。
仕事がらみだったのですが、東京の友人宅にお邪魔し、久しぶりの友人に会って
きました。
いろいろな出会いと気づきの連続...。
とても素晴らしい数日でした。せっかく毎日あれだけ歩いたのですからこれを維持
しなくてはね。。 都会人は元気な筈だわ〜!

また、新たな出発で〜す。
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by necocafe | 2007-11-26 15:47
2007年 11月 20日

『瀬戸内海事典』出版のご案内

先日、某局を退職された方からお電話をいただきました。
「やっと、完成したんです」との事。
そうか〜?もうあれから、あんなに経ったのね..。とても深い感慨を覚えました。

丁度4年前頃でしょうか? 葦舟の取材をしたいと事務所に来られ、始めてその方
にお会いした時に、その方のあまりにも膨大な情報に思わず、
「是非、本を書いてくださいよ!」とお願いしてしまいました。

そしてその方と相棒の方とで、当時勤務されていた局とは全く関係なく、プライベ
ートで結局、最初から最後の鳥居をくぐるまでカメラを回して編集していただいた
のです。
とても懐かしく思い出します。


その時、思わず叫んでしまった一言....。
そして、今、瀬戸内海の集大成の本が出来上がりました。
是非、ご覧くださいね。書店にも置いてあるそうです。

先日、葦狩りに行った満月清掃会の仲間から、八幡川の葦も刈ろうよ!と声が上がり
ました。
あの時の思い、それぞれの地域で子供達と一緒に葦を刈り、小さな葦舟ができたら
いいね。
もしかすると、来年ぐらいから、始まるのかもしれませんね。
小さな息吹を感じています。

〜〜〜〜〜〜〜〜
『瀬戸内海事典』出版のご案内

11月下旬、広島市内の出版社・南々社から
標記の事典が刊行されます。
「日本の至宝」と讃えられてきた瀬戸内海。
その多様な魅力を紹介する、はじめての図書です。
多島美、温暖少雨、魚がうまい…こうした常套句で
片付けられる瀬戸内を、もっと掘り下げてみようと
6年前、事典の企画はスタートしました。

瀬戸内の自然や文化を体系的に理解できるよう、
本事典は五十音別を避け、テーマ別に編集しています。
小学校の高学年以上を対象にしていて、平易な表現を
心がけました。

主な内容は下記のとおりです。
瀬戸内海の生い立ち・地質・特色・魚介類、瀬戸内の気象・植物、
風土とくらし、風景と旅、たべもの、建造物、祭り・芸能、信仰、
女性のはたらき、方言と地名、文学、島を歩く、農業・漁業・工業、
海と陸の交通史、関門と瀬戸内海、地中海と瀬戸内海

瀬戸内のなかの「同じ」と「違い」を際立たせ、地域振興のヒントに
なるよう配慮しました。また、ふるさと学習にも使えるよう、
きめ細かい索引(約3千項目)をつけています。

執筆者88人。項目数215、コラム44本で約600ページ。
見て楽しめるよう、写真329点、図版103点を
盛り込んでいます。頼りになる観光ガイドでもあります。

日本唯一の内海は、わたしたちの想像を遥かに超えた
魅力を備えています。
それを知る手引として、本事典は活用できます。
明日の瀬戸内を拓く素材として、広く読んでいただきたいものです。
定価は税込み3,990円。送料450円。
【お問い合わせ】 南々社 TEL 082−261−8243
               http://www.galilei.ne.jp/nannansha/
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by necocafe | 2007-11-20 19:37
2007年 11月 02日

鎮守の森のお祭り 「神楽』

私は、小さい頃、中国地方の山間部の小さな村で育った。
その村には、各部落に神社があり、その殆どの神社ではお祭りの時
には神楽が舞われ、主な2つの神社では独自の神楽団を持っていた。

田舎ではお盆とお祭り、お正月が1年間の三大イベントである。
あまり親戚の多くない実家でも、この時ばかりと親戚や会社の人たち
を招待してご馳走を振る舞う。

一寝入りした頃、遠くから太鼓の一定のリズムが聞こえてくると、
いそいそと父は支度をして出掛ける。
「暖かい格好をしなさい、行くよ!」眠い眼で渋々出掛ける。
私にとって、それはちっともワクワクする行事ではなく、むしろ、
布団に入って寝た方がよっぽどいいのに..。
いつもそう思っていた。
でも、父のあの嬉しそうな顔を見るとついその言葉が言い出せなくて、
いつ寝てもいいようにと毛布を持って出掛けた。
そんな私の一番の楽しみは、屋台で売られる舟焼き(鯛焼きの舟版)
であった。

そこにはよく知った部落の人たちが集い、子供達は嬉しそうに一緒に
踊り、大人達は、楽しそうに語り合っていた。
吹きさらしの神社の中には所々に火鉢があるだけで、とても寒い。
どうしてこんな寒い所に行かなくてはいけないんだろう?
とちっとも興味の無かった私はいつも不満だった。

そんな私でも唯一見たかった舞は、大抵最後に舞われる「八俣の大蛇」
(やまたのおろち)である。一体今年は何匹大蛇がでるんだろう?
煙に巻かれ、大蛇が櫛名田比売(クシナダヒメ)を飲み込むシーンが
一番好きだった。
一体どうやって姿が見えなくなるのだろう?
時々衣装が見えてしまったり、大蛇が舞台から落ちてしまうハプニ
ングがあるとつい喜んでしまうのである。
ただ、この舞は一番の見せ場らしく大抵最後に舞われのである。
私は大抵、朝方まで我慢できず、いつも見損なってしまう。

田舎を離れ、いつの間にかお祭りに実家に帰っても、神楽を見る
事は無くなっていった。
一体いつからだったのだろう?父は、誰も誘わないで黙ってひとりで
一年も欠かす事なく出掛けていた。
そして、私は、結婚し子供を産み、家族が増え、また神楽を見る機会
が増えた。

男の子の初孫が出来て、父はとても嬉しそうにその子を連れて見に
行った。
神楽ブームになっても、私の中でのスタイルは子供の頃とちっとも
変わってなかった。
当たり前のリズム。でも、いつの間にかあの太鼓のリズムが身体に
染み付いているのを感じるようになった。

ある時、ある先生に会い、この地域が神楽の発祥地である事。
長い歴史を持っている事を知った。
この頃、様々な神社を訪ね、歴史を学び、神話を学んでいたにも
関わらず、生まれ育った地元から意識が離れていた事に改めて気
づき、愕然とした。
子供の頃、遊んだ木々、風、光..。守られていた自分を感じた。

鎮守の森。
村人は、昔昔から神を信じ、神社は神が宿る場所であり、
神楽は神に奉納し五穀豊穣や無病息災を祈る神事であった。
沢山の回り道をし、やっと原点に戻ってきた。
そう、やっと思えるようになった。

今は、寒かった吹きさらしの神社にはサッシが入り、大きなストーブ
が置かれ、快適な環境の中で神楽を見る事ができるようになった。
お祭り時期だけでなく、様々なホールで神楽が舞われるようになった。

神楽は、神座(かむくら)が語源であるという。
やっと、この年になって、その時の父の顔の意味が少しだけ理解でき
た気がする。

今晩は、その秋祭りである。今年は、いつもの場所ではなく、
別の場所に友人達と深夜に出掛ける事になった。
もっともっと山に入った小さな部落である。
昼間探しても分からなかった。
でも、きっと夜になるとあの音が響き渡るのだろう。。
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by necocafe | 2007-11-02 09:48 | Neco茶屋