Neco の 陽なたぼっこ

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2008年 01月 09日

南九州の旅 (その4 最終編)

『1月5日』

深夜まで話し込んでいたにも関わらず、朝日を見たい! という私の我がままに
つき合ってもらい、私達3人とハッピー(ワンちゃん)は海に出掛けた。

広がる海の向こうに段々明るくなる空。
私達は、見晴らしのいい高台で日の出を待った。

地平線に雲がかかってはいたものの、その雲の隙間から太陽が昇ってきた。

やっと、見れた〜!
海を歩いた。 光の中を歩いた。 雄大な自然の中にいる。
朝の光を一杯あびた。
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「こんなに幸せでいいのかしら?」 別の友人が呟く。
ふと、足元を見ると、白い砂浜の上にきれいな貝殻が..。
いきなり貝拾いに..。
いつの間にか両手一杯の貝が集まった。
近くに転がっていた入れ物を洗って、その中に入れた。

大きな流木が転がっている。 
ムクムクと創作意欲が湧いてくる。
こんな流木なかなか探せないのに、ここには一杯転がっている〜
何度かオブジェの為に流木を探し求めた時の事を思った。

殆ど観光客も来ないという。
いつまでたっても貝拾いを終えそうにない私に声がかかった。
あ〜名残惜しい〜。

私達は、お昼を綾町にあるオーガニック料理の「郷田」で相棒達と待ち合わせ
をしていたのだった。

昨日、「残念だね〜来れなくって..今、好きそうな場所、鵜戸神社って凄い所
にいるよ〜」との相棒の優し〜い電話に反応し、私も綾町に行く途中寄っても
らう事になっていたのだ。
美しい景色の日南海岸をドライブし、鵜戸神社に行った。

確かにね〜
大きな岩倉の中に朱色の神社があった。
そうだった〜今ってお正月なのよね〜!  改めて思い出した。

断崖から下の岩に5つの石を投げてその石の水の中にうまく入ると、願いが叶
うという。
1つだけ一旦入ったかと思えば、そのまま跳ねて外に落ちてしまった。

何と、広島の友人は2つも入ったという。
そうか〜残念〜!何を願って投げたっけ?と思い起こす。
そうだった、いつもの習慣で、手を合わす時、「世界が平和になりますように〜」
だった〜!
そうか〜ムムム?? 娘の言葉を思い出した。
「私は願いが叶いますように〜って願うのよ。だって、神様は言わなくっても全部
私の願いは知ってるでしょ。沢山ありすぎて全部言うの大変だもの..」
きっと、これも入らないよ〜??

30分遅れで、私達は綾町の「郷田」に着いた。
綾町は、前町長のhttp://www.chitac.com/syutyou/aya/ayacho.htm
郷田さんの働きのお蔭で夜逃げの町と言われた町がいまや、沢山の人の集まる町
と変わった。
その娘さんである郷田美紀子さんがオーガニック料理のお店をされているという。

以前からいつかは訪れてみたい場所だったのだが、この度、友人の友達との事で、
連れて行ってもらう事になった。
数年前に都城に帰った元準スタッフも一緒にそこで待ち合わせた。
一緒に連れてきた2才の息子が美味しそうに御飯をむさぼり食べる様子を見て、
いかにこれらの料理が美味しい、身体によいものかという事を感じた。
(子供や動物は本能的にいいものを嗅ぎ分けると思っている)
ここで、美紀子さんに食材の事、五味調和http://takadayaitou.com/html/kenkojoho.htmについてお話しをいただいた。
とても優しい笑顔の方だった。

そのまま高速で帰る予定だったのだが、名残惜しく、近くにあると聞いた
「湯之元温泉」で炭酸温泉を堪能して家に着いたのは深夜12;05。

その私達よりも遅く帰った娘に、拾った貝を見せ、興奮して話す私を冷ややかな口調で、
「まるで少女みたい〜!」とほざく。
「ふん、あなただって、その場にいたら、きっと同じようになると思うよ〜」というと、
「うん、確かに..きっとね」(妙に素直?一緒に行きたかったんだよね)

今、私の机の前に、しっかりと宝物の箱が積み上げられている。
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追伸:今回の旅行でしっかり早起きになったわたし..。
今朝から朝の散歩をする事にした。
南九州の太陽も、ここ広島の太陽も、世界中の太陽も同じ太陽...。
これって、凄い〜(まあ、当たり前だけど)

ダイエットの為にも、健康の為にも、勿論人間を生きるという事にも自然のリズム
で生きる事がどんなに大切か、少しだけ分かった気がする。

朝、我が家の前は小学校の登校の生徒で一杯になる。
そんな子供達の為に元気よく声をかけて、横断歩道で旗を振っておられた元気で
笑顔の素敵なボランティアのおばさん、笑いながら、「毎日ここで旗ふりしてるん
だけど、子供達にパワーをもらえるのよね〜!朝いきなり家で、こんな大きな声でしゃ
べれないでしょ、主人にしかれてしまうものね」

新年から沢山の気づきと、フレッシュなエネルギーをしっかり頂いてきました。
気合いを入れて、頑張ります。今年もどうぞ、よろしくお願いします。

〜〜〜おわり〜
(いつもながら、長いレポート、最後までお付き合いくださり、本当にありがとうございました)
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by necocafe | 2008-01-09 09:32 | Neco の旅
2008年 01月 08日

新年、南九州の旅(その3)

1月4日

朝風呂に入り、露天風呂から朝焼けを眺めた。おお〜
今日こそは、晴天じゃあ〜!   念願の朝日と海にドボンの地平線に沈む夕日が
拝めるぞ〜!と...。

朝からイソイソ..。
朝一番のフェリーにて山川港から大隅半島の大根占まで向かう。

丁度、山川港辺りで日の出が拝める筈と算段していたものの、その辺りでは
ちゃんと見えない事に気づく。

結局、日の出の時間は、道中唯一の信号待ちの間となってしまい、見えた
のは廃屋の家と目の前の山...。

全く座席(全てフラットな絨毯敷)のないフェリーの中で50分。
私達は大隅半島に着いた。
旅行に入ってからドロドロになってしまっていた車の洗浄とガソリンの補給に
ガソリンスタンドに立ち寄る。
 600円で、時間もないのに、しっかり内部までお掃除してもらい、気持ちよく
なった車で、いざ宮崎へ..。

我々は大隅半島を横ぎる国道448号線を走る事にした。
この辺りは杉材で有名な所らしく、杉並木の街道を走る。 
かなりの田舎だというのに、完璧に道路が整備されている。
きっと、宇宙観測所が近くにあるせいかもしれないと思う。
原発近くの環境に似ているのかもしれないな?と ふと....。

途中、30〜40Kで先導するパトカーを除けば、かなり快適なドライブを楽しめた。
きっと、相棒ひとりの運転だったらさぞかし興奮した事だろと推測。

山道を走り抜けると、いきなり目の前に海が広がった。
おお〜〜急に道が狭くなり、思わず、海に飛び込みそう。
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私達は、内之浦の海岸を走った。
中間所に、ロケットの見える丘があるというので、下にある建物の所まで走った。
すると小さなロケットが横付けにしてあった。
そうか〜ここから大気圏を抜けて宇宙に飛び立つのね。
どこまでも続く海を見ながらひとり思いにふけった。
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すでに、相棒の友人との待ち合わせの時間が過ぎている事に気づき、急いで、
待ち合わせしている志布志に急いだ。  相棒の旧友との再会。
3人で、今度は私の友人の待つ、幸島まで走る。

途中、野生馬がいるという都井岬に立ち寄った。
とても見晴らしのいい景色である。   ここの野生馬は戦中時に軍馬として駆り出
され、その後、別種の馬が混じってしまい原種ではなくなっていたのだが、今は
原種に限定してきたとの事。  餌を与えず、自然のままでいるという。
斜面での草を食べて生活しているので、ひずめが斜めになっているのが特徴
とか..。   そうか〜?ちゃんと身体もその環境に準じていくんだよね。

予定の時間が過ぎていたので、急いで友人の待つ幸島に行った。
岡山からの客人とも辛うじてお会いする事ができ、100番目の猿で有名な幸島
まで船で行った。

ご存知ない方は、100番目の猿で検索してみてください。とても興味深いお話し
です。
http://boat.zero.ad.jp/~zbk16510/infaswebFolder/hakoniwa1.html

ここの島でも、一切食物を猿には与えるといけないのだという。
この島の猿のキャパは100匹だという。  災害等で自然が壊された時には、若干
少なくなる事もあるが、自然が戻るとまた100匹に戻るという。
この島で生きれる数が猿にも分かっているのだろうか?

「どうして100匹って数が分かるんですか?朝、朝礼でもするの?」 と船頭さんに聞
くと、「ここで研究している研究生が毎日数えるんですよ。」
2つのグループに分かれて朝集まっているから顔を見ただけでどの猿か
(きっと名前をつけているのかもしれないと思う)分かるのだそうだ。

相棒は、早々に旧友と共に去り、私はこちらに住む友人の所に泊まる事になった。

日没を見たいという私のリクエストにより、私達は再び、この辺りで一番きれいだろ
うという都井岬まで再度向かった。

今日は全く曇りのない素晴らしい天気である。  まるで凪のように穏やかな海である。

私達は静かに沈み行く夕日を眺めた。  
  夕日の光の筋が丁度私達の目の前に広がる。
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しっかりエネルギー補給した私達は、友人の家に戻った。

夜、私達は星空のきれいな広場に向かった。
私の住む同じ空とは思えない程、真近に星空が広がる。

以前はこの場所に自動販売機が置いてあったのだそうだが、誰もここには来ない
ので、いつの間にか無くなったという。

宇宙から地球を眺めた写真を見た時、夜だというのに、日本の形がきれいに見え
ていた。
どんな田舎でも自動販売機があるんだよね〜!  
ちょっと、自販機について調べてみた。

一台の自販機の使う消費電力は最低計算で223.2kw、1ヶ月の電気代4.687円、
日本中にある自販機の台数は230万台。 1年間の電気料は1200億円以上に
なり1年間の電気使用量は55億2000万kw。
ちなみに、東京電力の1年間の発電電力量は約3000億kwとなるので、
約20%を自販機(全国)で消費している事になるという。
これは一番小さな自販機の場合で、実際は消費電力500wより大きいものが主流
という。   という事は、この倍??? ふ〜 

全く周り光がない性だろうか?  両手を広げて芝生の上で横たわった。
宇宙の中に漂っている〜〜
そんな感じ..。

さすがに寒くなったので、引き上げたが、いつまでもこの場所にいたいと思った。

泊まらせていただいた家は、古い家を借りて住んでおられるのだが、お風呂は薪で
炊いてあった。  身体の芯まで暖まる。

「僕たちの財産を見せてあげるね〜!」と、その前の海で拾った貝を沢山、沢山、見
せていただいた。

次々と出る宝の山を前に、つくづく一番のデザイナーは自然だと思った。
どんな有名なデザイナーだって、自然には叶わない。 というより、この自然の中か
らヒントをもらっているに違いないと思えるのだ。
どこかで見たようなデザイン、建築のシェル構造だって、みんなこの貝の中から
ヒントを得たのではないのかしら?  そう思った。

「私達は、種を撒かずして、こんな宝物をいただけるのよ」 

つづく〜
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by necocafe | 2008-01-08 11:06 | Neco の旅
2008年 01月 07日

新年、南九州の旅 (その2)

『1月3日』

朝一番7時発のフェリーにて牛深を出発した。ほんのりと朝焼けが差し込み
とても幻想的である。
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が、しかし、30分の航海時間では、丁度着く頃に日の出になりそうである。
蔵之元港に着き、急いで、フェリーの乗務員の人に聞いた、長島の朝日の拝
めるだろうという「行人岳」に向かった。

「行人岳」はこの辺り四方が見渡せるとても眺めの良い場所である。
東の空の雲の隙間から朝日が赤くさし込んでいた。
丁度その光の差し込む場所は今から行こうと思っている出水の鶴の渡来地の
辺りのようである。
昨夜、相棒の友人からこの場所の事を聞き、今朝一番で訪れる予定にしていた。
いきなり、赤い光の中で飛び立つ 『鶴〜』のイメージが〜〜
またまた気忙しく、車に飛び乗った。

30分あまり走り、出水にたどり着いた。
稲刈りの後の田んぼの中に3匹の鶴が出迎えてくれた。
自然の中にいる鶴を見るのは始めての事である。

目の前の田んぼの中に数えきれない程の群れをなした鶴を発見。
が、しかし、望遠を持ってきていないので、うまく写真が撮れないようである。
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それにしてもこれだけの数の鶴がこの時期ここに来ている事にびっくりである。
別の場所には、カメラマンの人たちが集まっている所に出くわせた。
聞いてみると、朝日に向かい、餌を求めて飛び立つ絶好のシーンがあるのは、
12月の始めと、1月の終わりの2回だという。
この場に鳥を撮っておられるカメラマンの方と出会った。
その方のURLで「写遊散歩」http://shayusanpo.web.infoseek.co.jp/です。

正月早々、これだけの鶴が見れるとは、「こりゃ〜正月から縁起がいいわ〜」
にしても、天気予報は晴れとは言っていたけど、今日もお天気はあまり良くないよう
である。(後で、どうも肝心の場所は鶴センターという建物があり、ツアー客はそこを
訪れるらしいという事が分かった。私達はいきなり現地に行ったらしい...)

時間に余裕のある我々は、あえて、時間のかかる地元の人が何も無いよ!と言われ
たルートを走る事にした。

出水から国道3号線、鹿児島街道を延々と走った。
途中、道の駅にもカフェもレストランもなく、今日のお昼はコンビニである。
この辺りでは、ファミリーマートが主流のようだ。
まあ、コンビニは何処まで行ってもコンビニの味...。。。

串木野市を通り、日吉町の吹上海岸に行った。
寒い中、ウインドサーフィンをしている女性が駐車場で着替えをしている。
やはり一番に相棒が発見。 見ているだけで鳥肌が立ちそうな光景である。

お天気が良かったらきっともっと楽しめたのだろうが、寒いので、早々に浜を
後にした。
そのまま九州の最南端であろう野間半島に向かった。
野間池に着くと、いきなりアメリカの西海岸にいかにもありそうな建物が見えてきた。
フィッシャーマンズワーフのようなものだろう。
展示室もあり、なかなか素敵である、が、しかし..お正月の為、休業。
いつもは、こんな場所に観光客が来るのかな〜?

この辺りでは風力発電があちこちに見かける事ができた。

私達はそのまま野間池を通り過ぎ、226号線を海岸沿いに走った。
海岸を下に望み、地平線が続く。

見晴らしのいいカーブを廻った藪の中に望遠鏡を持ち、トランシーバーで話しを
している人を発見。
周りに車もない。  何か意味深である。
これって、密航してくる人を見張っている刑事かしら?   
何て想像すると、目の前に「不審な人、怪しい人を発見したら、お知らせ下さい」
の看板が...。
「一番怪しかったのは、刑事だったりして..」

何もない山道にいきなり大きな建物が出現。「杜氏の里、笠沙美術館」であった。
そのままそこを通り過ぎると、また沖秋目湾を眼下に見下ろせる場所に「鑑真記念館」
があった。
入り口の墓所には、江戸時代のいかにも時代を感じさせるお墓が並んでいる。

この度の旅行で、地域によって墓所のスタイルの違いを感じとても興味深かった。
そうそう、玄関を飾るしめ縄にも特徴がある事を発見。

人気のなさそうな記念館を上がると、お正月だというのに、開館してあった。
鑑真をよく知っていなかった事もあり、この機会に勉強しようと上がっていくと、
受付をされていた年配の女性が、いきなり、私達にパネルを見ながら説明をして
くださった。
鑑真だけでなく、建築的な観点、歴史、文化等、様々な知識の豊富な方だった。

1時間あまり、私達は素晴らしい講義を受けた。
もう、鑑真に関しては、完璧〜!
隣の港の坊津に鑑真が6回目にしてようやく日本に渡航してきた場所という事で
その記念にできたものらしい。

唐招提寺の国宝である鑑真和上座像と同じ製法で作られたものが、この記念館
にあった。

私達はそのまま枕崎を通り、指宿を目指した。
指宿近くなると、目の前に美しい山が見えてきた。   開聞山。 富士山の若者版の
ようなスタイルである。

その開聞山がきれいに見える山川の砂風呂に入る事にした。
近くには、正月だというのに、菜の花畑があった。
ソテツの街路樹や、冬に咲いているブーゲンビリアを見ながら、つい先日の大雪
との違いを感じた。

約30分待って、やっと砂風呂に..。  「写真と違うじゃないの〜?」
ポスターにある砂風呂は、きれいな女性が、優雅に開聞山を望み、海の近くで優雅
にタオルを枕に砂に横たわっているものだった筈なのに〜〜
実際は...。
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海岸にはあるものの、海岸に併設された小屋の中での砂風呂の中で、
ごんべいスタイルで、(砂が入らないようにタオルを口で噛む)砂をかけられる。
以前子供の頃に指宿で入った砂風呂はダイレクトに海岸に穴を掘って入った記憶が
あったのだが、今はこういうスタイルになっているようだ。

しっかりデトックスをし、待合の写真にあった海の見えるその隣にあるという
露天風呂に再度出掛けた。さすがに、身体がふやけそうなので、この景色をしっかり
目に焼き付け今夜のホテルに向かった。
近くにある指宿ロイヤルホテルに着いた。このホテルは友人曰く、ここの女将がとても
有名な方で、勢力的にこの辺りの旅館組合をまとめ活躍されているという。

目の前が海の素晴らしい眺めのホテルに着いた。
新婚旅行のメッカの名残を残す趣きである。 まるで、新婚旅行(?)??にしては、ちと...。

夕食は部屋に持ってきてくれるという。1泊2食付きで14490円。
女の子(?)の好みそうな小さな小皿や可愛い設えで出てくる。
ホテルのお風呂(露天付き)は少し塩分のあるとてもいいお湯だった。
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  満足度120%。   つづく...。
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by necocafe | 2008-01-07 18:38
2008年 01月 07日

新年、南九州の旅  (その1)

明けまして、おめでとうございます。
本年もどうぞ、よろしくお願いします。

新年早々、相棒とふたりで急遽、南九州を旅してきました。
数日に分けて旅日記を更新していきたいと思います。

『1月2日』
久しぶりに降る大雪の実家。
どんどん積もっていく雪に朝3時に起床し(起床というのか殆ど寝てなかったけど)
雪かきをして車一杯の暖房着を投げ込み、いざ南九州の旅に出掛けた。

我が愛車は、しっかりスノータイヤに履き替え、冬支度は完璧である。
「4時までに高速に乗ると3割引よ〜!」と言って無理矢理起こされた相棒はさすがに
眠そうである。
九州との橋、関門海峡のサービスエリアにて朝日を待ちながら、1時間あまり仮眠。
が、しかし...曇りの為か、思った所での朝日は拝めず、しぶしぶ天草に向かった。

以前、入り口までは行った事があるのだが、ようやく念願の天草入りである。
まずは、天草の歴史をと、天草四郎記念館に立ち寄る。

改めて、天草の悲しい歴史を知った。 といっても、天草四郎の真意の程は殆ど理解
できなかった。
瞑想室で目を閉じていると、そのまま寝入りそうなので、お昼を求めて記念館を後に
した。

曇りのせいだろうか、以前来た時程、やっと念願の天草入りをしたというのに感動が
ない。
当初の予定より早く着いた為、遠回りになるが、島の海岸線を通って今晩の宿を予定
している牛深まで向かう事にした。
この度の旅行には殆どと言っていい程、何も調べてこなかったので、ナビには頼ら無い
事にした。
 どうも、ナビの言う通りに行く事に抵抗を感じる我々は、 マップルの地図を見ながら、
感を信じて行く方が性に合ってる気がする。

「何で、海がきれいじゃあないの〜?せっかく来たのに〜」と嘆く端で、
「海の色は空の色〜♪」相棒が答える。

成る程ね〜本渡のロザリオライン、と言っても何がロザリオなのか全く分からないまま
に進む。
天草町に入り、寒そうにしながら集配作業をしておられた郵便のおじいさんに道を聞き
(わざわざ一緒に走り道を教えてくださった)、道路番号もない海岸線の道を走った。

真下に海を見下ろせ、遮るもののない、素晴らしい景観である。
瀬戸内海に暮らす私達にとっては、夢のような景色である。 雲の合間に斜めから光が
差し込み、海にまるでスポットライトの光のようである。

こんなに素晴らしい景色にも関わらず、行き交う車も殆どない。
「小高い丘の上に建つロマネスク様式の白亜の教会」という文句に引かれ、大江天主堂
に向かった。夕方の為か、それとも今にも降りそうな空のせいか、殆ど人気のない駐車
所に止め、休館になっているロザリオ館を横目に500mの看板を見ながら山道を歩いて
上がる。
途中で、息を切らしたご近所のおばあさんに、「直接車で教会まで行けますよ」...。
丘の上に建つ天主堂。 靴を脱いで中に入るとステンドグラスに囲まれた木造建築の教
会であった。
祭壇の端にクリスマスの飾りである馬小屋に生まれたイエスキリストが置かれていた。
祭壇の横のドアから年配のシスターが入って来られた。
この教会の成り立ち、昭和8年にルドビコ・ガルニエ神父が私財にて建築した建物である
事、前面のステンドグラスは台風で壊れたので、昨年新しいステンドをスペインから作っ
てもらった事、入り口の水盤にある水での御清めとお祈りの仕方等を教えてくださった。
そして、最後に、「あなた方にも、神の恩寵がありますよ」と..。

この近くにも同じガルニエ神父の建てられた教会がある事を聞き、その場所に向かう事
にした。
外を出ると、教会の入り口に「ルルドの泉」があるという。
昨年、東京のカテドラル教会にも「ルルドの泉」が再現されてあった事を思い出した。
ここには、ちゃんと泉らしき水が湧いている場所もあった。
いつかは、「ルルドの泉」と思っていたのだが..。
昨年に引き続き2度も日本のルルドに訪れた事になる。いつになったら、フランスの
ルルドに行けるのかな〜?

その近くの崎津天主堂に行った。その途中の入り江で海に差し込む光のシャワーを
写真に撮った。
ここの教会はゴシック様式である。外見と内部の畳敷きの様子に、天草の教会..。
隠れキリシタンの人たちの祈りの場所であった事を思った。

夕焼けを何処で見ようかと朝から算段していたものの、どうも今日も海にそのまま沈む
夕焼けにはお目にかかれないようである。
諦めの悪い私も、やっと諦め、今晩の泊まる予定にしている牛深まで山道を走った。
(写真は、http://leoplan.exblog.jp/を見てね〜!)

明日に続く〜!
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by necocafe | 2008-01-07 13:35