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Neco の 陽なたぼっこ

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2009年 02月 26日

『旅立ち』の歌

先日、娘のマドリガルシンガーズのコンサートがあった。

このクラブは、エリザベト音楽大学の創始者ゴーセンス神父と当クラブの
設立者テホン神父を通じて建学の精神(家庭的な愛の精神)を貫いている
という。

なんて事はさておき、今時の学生にもこんな純粋なクラブ活動があったんだと
妙に感激してしまった。

殆どが4年生で占めるこのクラブ。
最後に是非録音を取ってと思って用意したが、新しい電池を入れ替えた筈の
バッテリーが繋がらない。え〜〜???冷や汗もの。

1部の終わった途端、コンビニ目指して走った。(まだ、辛うじて走れる事を
実感!)
ふ〜ふ〜の状態で録音開始。相棒は隣で一睨み。
パチパチ音をたててシャッター音。
(同じ姿勢なのに、そんなに写真のネタあるのかな〜??)

私たちは、回りの人に迷惑かけないように、通路の後ろに席を取った。

その日は、珍しく全て日本語の歌での演奏会である。
日本語の歌はメロディーだけでなく歌詞がある事で、妙に引込まれてしまう
から不思議である。
戦前から戦後の日本が復興していく様に歌われた歌等。
私たちはこうして辛い時も喜びも歌があった事を改めて感じた。

目の前でウルウル始めから涙ぐんでいる面々。
みんな自分の子供のような気がしているメンバーだ。
私も涙で眼鏡が曇る。
指揮の先生もいつも以上に熱の入った様子が伺える。

先生も生徒も最後はぐすぐすのボロボロ状態だった。

本当に、素晴らしいコンサートだった。
そして、そんな生き方をしている娘が羨ましくなってしまった。

に、しても、我が娘よ。その年で『肝っ玉かあさん』の威厳ありすぎ?
『旅立ち』の歌_b0076008_1038212.jpg


by necocafe | 2009-02-26 10:39 | Neco茶屋


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