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Neco の 陽なたぼっこ

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2009年 09月 16日

おまわりさんに、貸しイチ〜!

「こんばんは〜こんばんは〜」
玄関で男性の声が聞こえる。
暗闇の中に出てみると、交番のおまわりさんが2人。

ドキッ!何か事件でもあった?
「何か〜?」
「いや〜、実は....。。お宅の北側の駐車場の持ち主は分かりますか?」
「え〜?」
「実は〜〜 あの〜〜〜先程小学校の先生から電話があって..
見に行ったんですけど..ゴミが落ちていて...。その処分に困って
いまして〜大きいんですよ〜こ〜んなにね〜〜〜」

どうも奥歯に挟まった口調で先に進まない。
「で〜??なんですか〜?」

つまり、かいつまんで言うとこういう事らしい。

昼間、小学校の生徒が駐車場に落ちていた、人間の形をした
一部(おもちゃ)を見つけ、先生に届けた。
先生もこのまま放置してあると子供の教育上良くないからと、
何処に言っていいのか困り、警察に届けたという。
警察は市民の言われた事には動かなければいけないので、
来てみたが、人の敷地の物をかってに動かす事ができないので、
我が家に訪ねて来たという事らしかった。

その敷地の持ち主の場所を教えたが、そのゴミは敷地の人が処分
しなくてはいけないという。

その駐車場の持ち主は、おじいさんとおばあさんの年寄り2人暮らし。
そりゃ〜言われても困るでしょ。
こんな夜におまわりさんに言われたらびっくりしてしまうよ。

「警察で持って行ってよ〜」と言ったが、言われても道路のゴミは
区役所管轄だが、このゴミは敷地の事で、警察管轄ではなく触れないとの事。

いろいろあって、....。で、結局、......。。

ゴミ担当(いつから担当になったのやら..)の私が出る事になったのである。

「きゃ〜〜気持ち悪い〜〜〜!誰が持つの〜〜?」
さんざんみんなで騒いだ挙げ句、やっと目を閉じて、スコップで袋に入れこんだ。

「いや〜〜。これはね〜、南極隊で行く人たちがいるでしょ〜
そんな人が、困るので持っていくんですよ〜〜」

「え〜〜?南極隊の人ってこんなもの持っていくの?」

「まあ、いらなくなって、捨てたんでしょうね〜捨てるにも困るよね〜」

「このゴミ、おまわりさんが持って帰ってくれるのでしょ」

「いや〜交番に置いておく訳には〜〜〜」

。。。。。で、結局。。。

「わかりましたよ〜〜。私が処分すればいいんでしょ」

「え〜?引き受けて頂けますか〜?助かった〜!」

「これって、日誌に書くの?」

「いや〜〜書きたくないですね〜〜まだ事件の方がマシですよ〜」

「じゃあ、私が処分するから....そうだ〜貸しイチね〜!」

てな、事で勝手に貸しイチを作ったのであった。
(これって、どこで回収するんだろう?)

やれやれ...。
さてさて、一体これは何だったのでしょ〜????
皆様の勝手なご想像にお任せします(笑)


夕方数件お隣さんがいつもの犬の散歩に....。
今日は沢山のビニール袋をもっている。

公園に行くと、そのお隣さんはビニール袋から山の畑でできたピーマンや、
トマト、茄子を散歩に来られた方々にお裾分けされている。

しっかり私も頂いたのだが......。

何だか、いいな〜こんな風景。

by necocafe | 2009-09-16 20:59 | ふ〜ん?そっか?


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